モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

バルブステムシール

2013年12月26日 | メンティナンス
カワサキのエルミネーターエンジン マフラーから白煙を噴いて消えない。

エキゾーストポートを覗くと

左側 普通の状態



右側 オイルで湿っている



シリンダーヘッドを外してバルブステムシールを点検する。

正常な物



駄目な物



シールの先端が毟れたように無くなっている。
ここからオイルを吸い込んでいたようだ。


おまけでホンダのHOWK250

この頃の250は400のお下がり的な機種が多かった。

エンジンも大らかな作りの物が多い。

チェーンテンショナー交換を依頼され分解していくと。。。

とんでもない箇所に液体パッキンを塗ってある。。。

どうもこのエンジンは、適正な組まれ方をされていないみたいだ。





クランクケース前方に付いてるのがバランサー。

昔400のエンジンで異常に振動がある奴を直した事があるが、このバランサー位置を組み間違えていた。

外してしまうと振動がどうなるかは知らないけど。



250のツインエンジンも400のお下がりと、そこそこ新しい水冷4バルブではコンパクトさが全然違う。

当たり前って言えばそうなんだけど、時代を感じておもしろい。

コメント
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