スズキGSF1200のオーナーさんが「リヤブレーキペダルの踏み込みが深いのでなんとかならない?」との事。
聞くとバックステップを付けた当時からこの状態で、エアーの噛みとかは無いと言う。
試しにマスターシリンダーのピストンロッドの遊びを無くしてみると、当然踏み代は無くなるがブレーキが引き摺ってしまう。
少し前にDUCATI900でも細工をしたが、ブレーキアームの延長で対応しよう。
「急いでいないから、いつでも良いよ~」と言われたが、先の見える作業は突貫で仕上てしまいたい。^^
土曜日に入庫して、日曜日から少し作業(定休日なのでシャッターは締めて)したので思ったより捗った。
延長するアームは画像上(元パーツ)で、いきなり製作中ではあるけど下側が延長パーツ。
治具で作った18㎜の鉄棒を差し込んである。
この部分はキッチリ作らないとガタが出るので、リーマーを通して仕上た。
キッチリ作るのはカラーを圧入するため。
作ったパーツは延長アームと、マスターシリンダーの位置変更プレートだ。
元に戻せる事を前提で制作した。
踏み込んだ感じはGOOD~^^
次の依頼がガソリンコック使い勝手の改善。
前にヨシムラTMRキャブレターに変更した時、コックの変更(負圧から手動)を余儀なくされた。
ただコックの位置がかなり奥になったので、ON-OFFを行うのに大変になってしまった。
今回はジュラコン棒を使って、延長してみる。
当初アルミ棒でガッチリ作ろうと思ったが、この部分はなるべく軽く適当に遊びがあった方が良さそうだ。
タンクを外してコックのレバー部分に3㎜の穴をあける。
そこに制作したジュラコン棒をジョイントする。
繋ぎはステン3㎜ビスで、スリット方向には適度に遊びがある。
つまみをどうしようか考えたが、十分に動作できるのでこのままで良しとしよう。
これでオーナーさんもイライラしない?(笑
#おまけのTRW500
前後のタイヤ交換も済ませた。
12Vへの変更もほぼOK
もう少しかな^^