モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

T120作業いろいろ ネジの話し

2023年07月20日 | メンティナンス

ボルト ナットの種類には大きく分けてミリネジとインチネジがある。

このインチネジの中でも、米インチと英インチがある。

さらに面倒な事に英インチの中には、

BSW(ブリテッシュ、ウイットウォース)  ネジ山角度55度粗目

BSF (ブリティッシュスタンダードファイン) ネジ山角度55度並目の分類

BSC  ネジ山角度60度、基本ピッチ26TPI (threads per inch) 細目ねじ  がある。

ネジの専門家では無いので、間違ってたらすみません^^;

 

今再生しているTriumphT120には三種類の英インチが使われてるので面倒くさい。

 

下の写真は粗目の方が BSW 5/16-18  (1インチの中にねじ山18)

細目の方は BSC 5/16-26  (1インチの中にねじ山26)

こんな変なネジがあったりする。

 

 

 

そのおかげで工房には、ミリ 英インチ BSW BSF BSCのタップ、ダイスを揃えてある。

ただBSCねじをメッキに出すと回りが渋くなってしまう。

今回のレストアではオーナーさんの了承もあり、ミリネジで対応できる個所はミリネジでも構わないとの事。

英車の先生たちには怒られそうだが、ミリでもOKなところは交換していく予定。

 

 

ミッションは8割がた完成だろうか。

なかなか手強かった~^^;

 

 

 

クロームメッキも素晴らしく厚いメッキなので、キックアームシャフトの穴とかは通らなくなってしまう。

リューターに研磨剤をつけて削っていき取り付ける。

 

チェンジレバーのスプラインも通らないのでヤスリで削って仕上ないとならない。

 

 

 

まだまだ~。

 

コメント (2)
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