モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

Triumph T120R リヤから異音?

2024年03月21日 | メンティナンス

オーナーさんが乗って来られた時に「センタースタンドを上げると何処からか異音がする。」と言う。

実際にスタンドを上げてみるとコトンコトンと音がする。

何処か当たってる?と思いリヤホイールを揺すると、スラスト方向にガタが出てる。

スタンドを上げた時ホイールがどちらかに寄って音が出るらしい。

その場で締められるところを締めてみたが、緩んでる事は無くリヤホイールを外さないと原因がわからない。

バイクは置いて行ってもらい工房の代車(原付スクーター)で帰って頂く^^;

 

リヤホイールを外す。

簡単に見えて結構面倒くさい。

 

 

 

 

 

シャフトを引くとスラスト方向に4~5mm位のガタが出てる。

 

 

 

 

手に持ってる物がベアリングを奥まで挿入していく物。

 

 

 

 

 

簡単に図を描いてみた。

簡単に言うと自転車みたいな感じ?^^;

今回は(ガタ)の部分に隙間が出来ていた。

ハブに挿入された(ベアリングA)は(ベアリング寄せ)によって奥まで送った状態で固定される。

(ベアリングB)は入れたままの状態だが、シャフトに切られたネジ部分を(ねじ込みナット)と

(ディスタンスピース)で丁度良い状態に締めこまれる。

ガタが出ていた原因は良くわからない。

最初に組んだ時に(ベアリングA)がきちんと奥まで行ってなかったとしか思えない。

何か引っ掛かりが出来ていて。そこで締め込みを止めたとか?

しばらく走行して引っ掛かりが無くなりガタが出たとか?

まぁ真実はわかりません^^;

この車両は新規登録検査を受けたんだけど、最初からこんな音は出て無かったと思う。

車検時にリヤタイヤを持ってスイングアームを振る(ピポットのガタ)を見るのはどのバイクでもやってるしなぁ。

 

 

ベアリングは少しガタがあったので交換。

国産規格なので助かる。

全て組みなおしガタが無くなったのを確認。

完了です。

 

 

 

コメント (2)
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