ちょっとひと息のつもりが、ふた息み息・・・・。
まあ、そんな季節。
いやいや、まだ畑の土の中で待っているものがあるな・・・。
まあ、いいか・・・。(よくない!)
秋は人を詩人にする?
空・紅葉・ぴんとした風・そして星々・・・・。
そして、おいしいお芋!(お芋で詩ができるかな?)
津野町 天竺舎の雨宮智子です。
めんどうでストーブをつけない(出さない)でいたけれど、
寒さに疲れ、火をたいたら、やはりホッとして、
あたたかくなって、肩の力がぬけてキモチイイ…。
とれたお米は“お倉(?)におさまり、
充分な種もみも取り分けたし、これも気分良し。
急に例年並みの寒さがやってきたので、
それまでのぬくさに、のほほんと育っていた草たちは、
そのまま霜にやられたか、ぬけがらのよう。
始末しなければと思いつつ、まあいいか…。
トウガラシやらは、なかなか色がつかなかったけれど、
ここにきて赤くぶらさがり始めました。
和唐辛子は赤くなったのですけど。
ひともうけしようと(!?)たくらんで、
かわいがってきたパプリカ(ハンガリー生まれ)は、
なかなか頑張って青いままです。
もらい苗のパプリカは、ぷっくり太って、
数は少ないものの、やっぱり青いまま、
もっと太るゾと頑張ってます。
このパプリカでスープを作りました。
パプリカを煮こんだスープなど想定になかったけど、
作ってみれば確かに甘~くなってうまいのです。
昔、インドで会ったブルガリア人の友人が
「インドのチリは辛いだけで旨くない」と言っていたのを納得。
もう一工夫要するとは思うけど、パプリカの再認識でした。
そして、今も実を次々につけているのがトゲトゲウリ(と私が名付けた)。
いろいろ調べてやっとわかりました。その実名はबरेला (バレラ:Ne)。
ネットでは南蛮カラスウリと出ていたけど、
南蛮カラスウリで調べると違う植物でした。
とにかくウリの一種で、苦瓜の葉に似てるけど、
きざみがもっと深い(オクラのような)葉で、つる性。
昔、ネパール・インド(?)で食べたような気はします。
タルカリ(ネパール・インド風おかず)にすればおいしいのは分かるけれど…。
で、あれこれやって、炒めたり、よく煮こむと甘みがあります。
ネットの写真によれば、ネパールのバレラはもっとトゲトゲが小さい。
欲を出して大きな実にして使ったら食べるのに痛かった。
で、若いうちに食べることにしてます。
さいごに甘長ししとう。
放っておいたら、すごく大きく太くなり、
ああ、ここまで太らせるべきなのだと知りました。
今年はナス科・ウリ科のものいっぱいいただきました。
まあ、まことに様々な姿のカボチャができました。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2020年1月号より転載しました。