高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

畑の風物詩

2015-05-16 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
最近、こんなものが畑にいっぱい出没~。
これは一体なに?


中を覗いてみると・・・


これは“行燈”と言ってウリバエ(ウリハムシ)よけです。
この小さいオレンジ色の虫がウリバエで
ウリ科の野菜にやってくる虫です。


“行燈”をしていないと、
こんな風に葉を食べられてしまいます。
若い頃にやられると枯れてしまうことも。


聞くところによると、ウリバエは
ヘリコプターのようなホバリング(空中停止飛行)ができないそうで
“行燈”を設置した中には入れないとのこと。
直撃型の虫なんですね~。

きゅうりもカボチャもズッキーニもスイカも冬瓜も苦瓜も
夏の野菜はウリ科が多いから
農薬なしでも“行燈”で助かってます!

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3 コメント

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Unknown (e)
2015-05-16 12:25:44
県外に住む84歳の父は、毎年スイカ作りに情熱を燃やしています。去年は「行燈」の段階で入院し、帰省しても私は役に立たず畑はあっという間にジャングル化。父は相当無念だったらしく、復帰した今年はリベンジを誓っています。
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Unknown (谷川徹)
2015-05-16 13:19:02
ウリハムシ(の産卵)よけと低温障害回避の2つが主な役目です。
なので、低温が気にならない場合は、産卵回避をするために株元に砂を敷くとか工夫して株に日光が当たるようにした方が成長にはよいです。
いずれにせよ生きものの生態とライフサイクルをきちんと学べば被害は0にはできませんが、気にならない程度に回避できます。
私としては・・プラスチックの肥料袋が畑に並び・・・風で飛んで・・・川に・・・のほうが気になりますのでね。
見た目もどうかな?ですし。
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Unknown (管理人)
2015-05-16 21:17:49
生物多様性の専門家であり、有機農家でもある谷川さんんのご意見、大変勉強になります。
人と他の生き物の知恵比べを学ばねばなりませんね。
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