雨で中止の谷川農園訪問。

６月１２日に予定していた「谷川農園訪問と生き物観察」は、
２０名の参加申し込みをいただいていましたが、
天候が不安定のため中止にすることになりました。

昨日の夕方、谷川さんと相談しました。
天気がもちこたえる可能性もゼロではなかったのですが、
もし雨が強く降ることになると、
行き帰りの自動車の運転がリスキーになる、
と判断しました。
そして今朝、檮原は大雨となったようです。
中止の判断はまちがいでなかったようです。

天気予報によれば、明日の１３日は「晴れ」です。
ますます「残念！」という感じですが、
今の季節はこういうものかもしれません。
あらためて「谷川農園訪問」を企画したいと思います。
そのときまたよろしくお願いします。


谷川農園アイドル
ヤギの「めいちゃん」です。

６月１１日の脱原発パレード

６月１１日の脱原発パレードに参加してきました。
丸ノ内緑地に集合したときは、まだ雨でした。

参加者は１５０名くらいです。

雨のせいなのか、皆さんのかっこうが地味なのが残念。
そこで私（運営委員Ｈ）は、生まれて初めてこれをかぶりました。


雨もあがり、パレードに出発です。

帯屋町をぞろぞろ歩きます。


はりまや橋でおりかえし、
今日もヨンデン前をとおります。

自分の考えを社会にむけてアピールするのは、きもちがいいです。
そのことが今日わかりました。

いごっそう通信 6月

土といのちで取り扱っている共同購入品の生産者から
事務局へ届いたメッセージをご紹介します。

今回は、南国市で有機農業を営まれている井上正雄さん。
農作業のあれこれがリアルに伝わる『いごっそう通信』です。

これを読むと、感謝の思いがわいてきて、
お米や野菜をもっとおいしくいただけるような気がします
さらに正雄さんの農園では、農業体験も募集中。
農業や食べ物、環境について、体で深く味わってみませんか？

-------------------------------------------------------------------------------
いごっそう通信　6月

例年より10日位早く梅雨入りしたさ中、急に台風２号が発生した、
先日の日曜日午前中から大雨になり夕方には最接近して、
風雨が強くなるというニュースを聞いて、朝からハウス内に干してある
大量の玉ネギをどの様に片づけたら良いかと思いながら、
一部はコンテナにつめたり高いところに置く場所をかまえなければ浸水するし、
すべての努力が無駄になるので、どの様にしようかと考えながら、
ハウスの中で台風情報を聞き玉ネギの皮はいだり、
茎葉や根をハサミで切りながらずっと居ました。

昼食後のニュースでは、夕方から風雨が強くなり雨量も300mm以上降るだろう
というので、どうしようもなく半ばあきらめていましたが、
午後からもハウスの中で作業をしながらラジオを聞いていると、
3時前急に雨も小降りになり、天気が良くなってきて
台風は土佐沖で熱帯低気圧になったことを知り、大安心をしました。

あのまま暴風雨が来ていたら、玉ネギはもちろん、ハウス内のキューリ、トマト、
その他の野菜も大被害を受けて、ハウスそのものも壊れていたかもしれませんでした。
自然災害の怖さを身をもって体験した１日でした。

今年はすべての作業が遅れて、特に田んぼの草取りが遅れています。
先日まで男性１人と女性１人の方が手伝いに来てくれまして、
半分くらいは終わりましたが、まだかなり残っています。
どなたか一度草取りの体験をして、土の感触を味わってみようと思う方、
ぜひよろしくお願いします。

井上正雄

7月の新共同委購入品はこちら

土といのち事務局より、7月の新共同委購入品をご紹介します

「国産大豆の無調整豆乳1L」　マルサンアイ

国産大豆と水だけで作った成分無調整の豆乳です。
椿や屋の「国産丸大豆豆乳」が小袋(200ml)なので、
たくさん使われる方はこちらをご利用ください。大豆固形分9%以上。


「もちぷり水餃子の皮」　金子製麺

今扱っている「全粒粉餃子の皮」や「地粉餃子の皮」でも水餃子はできましたが、
長く湯がくと破れたりしていました。皮が厚くなったので破れなくなったし、
食感もなるほどもちもち・ぷりぷり。水餃子にするときには、絶対これがお薦めです。
蒸し餃子にもいいそうですよ。手作りの皮のような感じ。


「倭そば　古式冷やし麺」　金子製麺

冷麺の胡麻醤油味、一食入り。こだわり原料で作っています。


「けんちん汁」「オニオンスープ」　オールインワン

フリーズドライなので、熱湯を加えるだけで、簡単に汁ものが作れます。
学生さん・お年寄りの方はもちろん、簡単ご飯のお供に、山登りに・・・
いろいろ活躍しそうです。おいしかったですよ。


「メープルアーモンド」　第3世界ショップ

以前にも取り扱っていた「メープルアーモンド」がリニューアルされて戻ってきました。
かりっと香ばしいアーモンドとミネラル豊富なメープルシロップの組み合わせ。
とてもおいしかったです。


「干しいわし焼田作り」　健康フーズ

乾燥したイワシを遠赤外線で焼いて旨みを引き出しました。
ぽりぽり・ぱりぱりとそのまま食べてください。おやつにもおつまみにも。
-------------------------------------------------------------------------------
新共同購入品は、毎月1回の共同購入委員会で選び、お届けしています。

共同購入委員になると・・・
新共同購入品を決めたり、共同購入品に関する問題を解決したり、
楽しく話しながら、なおかつ勉強になることもたくさん。

共同購入委員は、随時募集中！
ご参加をお待ちしています

納豆にきゅうりを！

「土といのち」であつかっている「もみじ納豆（下郷農協）」は、豆のふっくら感がすてきな納豆です。

きゅうりの季節ならではの食べ方があります。

美味しいクッキーや黒米でおなじみのむかごやさんが、以前に教えてくれた食べ方です。

納豆１カップにつき、きゅうり３～４センチを細かく刻みます。

納豆をうつわに移し、がーとかき混ぜて、ねばりけをだしたら、
そこに刻んだきゅうりとお醤油を入れて、さらにかき混ぜます。

これだけでも美味しいですが、さらに美味しくするためには、冷蔵庫で３０分ほど冷やします。
きゅうりから出た水分で、納豆のねばねばが、ふわーっとします。
きゅうり味の納豆クリームです。


これと、美味しく炊いた玄米があれば、私にはディナーです。

エスプレッソに生クリームも！

５月２５日に「エスプレッソに黒糖を！」ということで、エスプレッソに黒糖が合うことを紹介しました（こちら）。

「さらに生クリームをいれたら美味しいのでは」というアドバイスがありました。

入れてみました。

「土といのち」であつかっている、高知のひまわり乳業の生クリームです。
コーヒーフレッシュとはちがう、ほんものの生クリームです。

うっとりしました。
「生きていてよかった」と思いました。


ブラックもいいですが、黒糖を入れても美味しいし、さらに生クリームを入れても美味しい。
今日はどうしたらいいか…。

こういう悩みは大好きです。

さらに変化（へんげ）する玄米。

「玄米九変化（へんげ）」と題して、玄米のいろいろな食べ方を紹介したばかりですが、
「生ピーナッツを入れても美味しい」との情報をいただきました。
「美味しい」と聞いたら、すぐに試さないでいられない私（運営委員Ｈ）です。

生ピーナッツを皮ごと入れて炊きます。

ピーナッツの皮の色が抜けて、ご飯が皮の色に染まりました。
ピーナッツは「ほくほく」します。

これが「第１０の変化（へんげ）」。

生ピーナッツは「土といのち」ではあつかっていません。

私がうちの冷蔵庫で見つけたのは、前にどこかの道の駅で買ったものでした。
ピーナッツは生のまま食べても美味しいです。

カラダを感じてダイエット。

５月１５日の「リラクセーション体験」（こちら）ではダイエットについてのお話もありました。

「私たちは、飲み食いの刺激によってアタマをしびれさせようとして、カラダの声を無視して、むさぼってしまいます。カラダはむさぼりを求めていません。カラダの声に耳をすませ、カラダが必要とするものを、必要とするだけ食べられるようになれば、カラダはおのずとダイエットされます。これがリラクセーション・ダイエット。無理しないのでリバウンドもありません」とのことでした。

ダイエットの世界も奥が深いですが、こんな本を見つけました。
夏目祭子さんの『ダイエットやめたらヤセちゃった』（彩雲出版）


先日のお話とたぶん同じことが書かれています。
「自分のカラダを愛し、カラダの声に耳をかたむける生活術を磨くことが大切。食欲に忠実であればいい。ほんとに食べたいのかどうかを、自分のお腹から胸にかけての空間に尋ねよう。カラダの声を無視したダイエットはかえって過食をまねく」ということです。

カラダへの愛が足りないようです。
自分のカラダなのですが…。

究極のきんぴらこんにゃく。

私（運営委員Ｈ）が、プロの料理人から「おいしい」とほめられたことがあるのは、たぶん、この、きんぴらこんにゃくだけです。
ポイントは「じっくり炒める」です。
こんにゃくから水分がとんで味が濃くなり、ぐにゅぐにゅ感がアップします。

冷蔵庫に板こんにゃくがあったので、これをつかいました。

広島県の比婆（ひば）産の生芋をつかったこんにゃくです。
味が濃いです。「土といのち」であつかっています。
もちろん糸こんにゃくでもかまいません（炒める時間が短めですみます）。

てきとうな大きさに切ります。
たいせつなミネラル分が抜けないように、アク抜き（下ゆで）はしません。

まず、油をひかないフライパンでじっくり炒めます。強火で５分くらい。
こんにゃくが白っぽくなり、「きゅっ、きゅっ」と音をたてはじめます。


そこに、ゴマ油をいれて、中火でもう５分くらい炒めます。
こんにゃくが「じゅわーっ」と音をたてます。
白い泡ぶくもでてきます。

みるみる、ごわごわ、ざらざらになってきます。
茶色に焦げかけるものがあるくらいでちょうどです。
お肉とかの食材を入れるときは、ここからです。

今回は、シンプルに、黒糖、しょう油、煮干し粉、唐辛子で味をつけるだけにしました。

これと、美味しく炊いた玄米があれば、私にとってはディナーです。

玄米九変化（へんげ）【炊き方編】

「玄米はまずい」というイメージには、
「玄米を美味しく炊くのはむずかしい」というイメージがよりそいます。

そんなことはありません。
簡単です。
コツもありません。


ふつうの電気炊飯器で１合を炊く場合を紹介します。

１合のカップに、豆や雑穀を入れます（カップの１割くらいの分量です）。
そのあと玄米を入れて、すりきりいっぱいにします。
玄米だけを炊くときは、玄米だけでカップをすりきりいっぱいにします。

それをザルで洗って、炊飯釜に入れます。

水かげんがポイントです。
水はかならず２合を入れます。
豆や雑穀入りでも、玄米だけでも、水は２合です。
ご飯釜の内側に、玄米を炊くときの水かげんの目盛りがついていたりしますが、あてにならないようです。
たいてい水が少なすぎます（なので、ごわごわ、ぼそぼそした炊きあがりになります）。
目盛りは無視して、水を２合入れます。

塩を、ひとつまみの半分くらい入れます。
「ひとつまみの半分くらい」ですが、玄米の美味しさが、ぐーんとひきたちます。

あとは、スイッチをポンして炊くだけです。
玄米モードがあれば、それを試してみてください。
玄米モードがなければ、白米のモードでかまいません。

豆を入れるときは、一晩は水につけておいてください。
豆なしでも３時間は水につけたいです。

２合を炊くときは、水４合です。
３合を炊くときは、水６合です。

炊きあがったあと、半日とか一日、ご飯釜に入れたままにしておくと、
玄米がしっとりしてきて、別の美味しさです。

炊きあがりの玄米の固さ、柔らかさの調整は、水かげんでおこないます。
水を減らせば固めとなり、増やせば柔らかめとなります。
少し固めに炊くとチャーハンにもできます。

最後に私（運営委員Ｈ）のお話。

ずいぶん前のことです。
おじゃました先で、ほんとに美味しく炊けた玄米をごちそうになりました。
たまたまそれが、カマドで炊いた玄米だったので、私は、それが美味しさの理由なのだと考えました。
私の家にはカマドはないので、代わりとなるものを探して、いろいろな炊き方を試しました。
土鍋で炊くとか、圧力釜でカムカム鍋をつかうとか。
やがてわかったのは、美味しさのいちばんの理由は、炊き方ではなく、玄米そのものなのだ、ということでした。
美味しい玄米ならば、電気炊飯器で炊いても、うっとりする美味しさなのです。
なので私はふだん電気炊飯器で炊いています。タイマーで炊けて便利だから。


いつのまにか「土といのち」の運営委員をしている私ですが、私を「土といのち」にひきつけている一番の理由は、そこが提供する玄米の美味しさかもしれません。