日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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都市型豪雨災害、建設労働者への支援──原田都議が一般質問

2018-03-06 | 東京都政・都議会のこと

 2日、日本共産党都議団の原田あきら都議の一般質問。

 杉並区議会議員時代に取り組んできた都市型豪雨災害、建設労働者への支援について質問。

 2005年9月、杉並区は時間雨量112ミリという記録的な豪雨に襲われ、床上浸水884件という戦後3番目の水害に見舞われた経験を語り「都市型水害は人災です。急速なオフィス整備や宅地化、アスファルト舗装が、地面に雨水をためる機能を失わせる一方、ヒートアイランド現象を助長し、ゲリラ豪雨が頻発するようになりました。これに対して、雨水処理機能が十分に追いついていないのです」と訴え、知事に「首都の水害防止にむけた決意」を質問しました。

 これに対する知事の答弁は「今後とも、こうしたハードとソフトの両面からの施策を推進いたしまして、東京の防災力を高め、都民が安全・安心に暮らせるセーフシティーの実現を加速いたしてまいります」というものでした。

 さらに、一定の貯水を貯める施設への補助対象要件の緩和も検討すると答弁しました。

 五輪関連工事での建設労働者の相次ぐ事故などを受けて、原田都議は「労働環境改善こそ、五輪のレガシーにすべき」と質問。

 「競技施設の建設を初め、大会準備に当たっては、調達コードの遵守に向けた取り組みを求めるなど、適正な労働環境の確保等を事業者に働きかけていくこととしております。今後も、大会準備において、労働環境の確保を含めた持続可能性に配慮した取り組みを推進してまいります」と答弁しました。

 地域や現場で起こっていることを丁寧に取り上げ、具体的な検討を約束させる質問。他党議員からも「いい質問だった」という声が多数寄せられました。

 (写真は、長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

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