綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆「戦争できる国」にしたい人が考えること

2006年11月28日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

 もし、・・・・もし、あなたが戦争が起きるとお金ががっぽり儲かる立場の人だったらどうしますか?

 ジョン・レノンが歌った「イマジン」は、束縛のない自由で平和な世界をイメージすることでしたが、ここでは正反対に、権力に近い立場に自分がいると思って、戦争できる国にするにはどうしたらよいのかをイメージしてみてください。

 私がイメージすると、こんな感じになりました。

1● 自衛隊は武器を持って外国に派兵できるようにしたいな。
2○ テレビや新聞が、政府に反対するようなことは書けなくしたいな。
3● ふだんから国民には戦争の練習をしておいてほしいな。
4○ 学校ではいい国民は何をしなければならないかを教え込みたいな。
5○ いい国民でない人をみつけたらおまわりさんに知らせてほしいな。
6○ おまわりさんは、いい国民でない人はつかまえられるようにしたいな。
7● 街のあちこちにカメラをつけて監視できるようにしたいな。
8● 戦争になりそうになったら、だれの土地でも、だれの持ち物でも必要なものは自由に使えるようにしたいな。
9● いろいろな職業の人にも軍隊の仕事を手伝わしたいな。
10● 戦費のために税金をたくさん集められる仕組みがほしいな。
11○ 憲法9条があるとやりにくいから、なくしたいな。

 ○は準備中のもの、またはだいぶ進みつつあるもの、●は法律がすでに作られたり、対策がかなり具体化しているものです。
 3番は、「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」として進められています。
 8番9番は、自衛隊法の改正でかなりのところまですでにきています。
 10番は、消費税です。これはまさに打ち出の小槌状態にできる可能性をもっています。
 4番はいままさに問題になっている「教育基本法」の改悪ですね。

 ああ、こうしてみるとすでに日本はかなりのところまで戦争できる国になってきているのですね。

 最後の砦は、憲法9条。なんとしてもこれを守り抜くために大同団結で草の根パワーを集めていかなくては。
 一人一人の力は小さくとも、集まれば歴史を変える力になります。がんばりましょう。


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