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沖縄県知事選開票結果
当 仲井真 弘多(67) 347303票(推薦=自民党、公明党)
糸数 慶子(59) 309985票(推薦=日本共産党、沖縄社会大衆党、
社民党、民主党、自由連合)
屋良 朝助(54) 6220票
19日投開票された沖縄県知事選挙では、沖縄での米軍新基地建設反対を正面に掲げた糸数氏があとわずかというところまで肉薄しました。
この米軍新基地建設の問題は、今年4月9日の私のブログでも取り上げていますが、米軍の運用効率を格段にアップする基地強化と基地のいっそうの居座りを許すもので、沖縄県民の平和の願いを踏みにじるものだと思います。
今回の選挙は、自民・公明側が、本土から200人といわれる国会議員を動員し、企業ぐるみでしめつけたと報道されていますから、この結果は、沖縄県民の本来の意思をねじ曲げたもののように感じられます。
それは、読売新聞20日付で報じられた出口調査(6000人余対象)の結果でも、仲井真氏に投票した有権者のうち、「普天間移設の政府案」=新基地建設案に賛成するとしたのは38%で、反対は49%にも上ったことが示しているようです。
地元紙も、
「政府が、選挙結果を『米軍再編へのゴーサイン』と受け止めたとしたら、県民の真意を見誤ることになる」「普天間飛行場の『国外移転』を訴えた糸数氏が30万票を集めたことも軽視できまい」(「琉球新報」)
とか、
「基地についてはむしろ『新基地は造らせない』という糸数氏の主張が一定の支持を集めたのは確かで、仲井真氏の基地政策がそのまま容認されたと見てはなるまい」(「沖縄タイムス」)
と報じています。
沖縄県の次に米軍基地の多い神奈川県も、沖縄の県民の願いに連帯して、基地をなくし、憲法9条の花開く日本づくりに取り組んでいかなければ・・・・。その一歩が、横須賀の米原子力空母母港化を許さないたたかいですね。