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10月8日のブログ「世界のトヨタが派遣労働者の期間制限を偽装」で、日本共産党の志位和夫委員長が、衆院予算委員会で日本を代表する大企業(トヨタ車体)が労働者をモノのように使い捨てにする一方で、違法行為によって派遣労働を永久に続けようとしている実態を生々しく告発したことを書きました。
その後日談がわかりました。
トヨタ車体は、11月8日までに、派遣社員をいつまでも使いまわす違法な「クーニング」を中止したそうです。
トヨタ車体本社広報室では、「共産党の志位委員長が国会で、派遣社員をクーニングして永続的に働かせる、との質問をされた。10月20日に厚生労働省愛知労働局が県内の主要製造業を集めて、派遣法の解釈について説明会・研修会を開いた。その結果、クーニングは法の解釈にのっとりよろしくない、と私どもが自主判断して、全工場で中止する」と言っているようです。また、「当時は適法と判断していた」とも述べています。つまり、今回の中止でクーニングを「違法」と認めたわけです。
しかし、トヨタはこれまで派遣として使い回ししてきた労働者を、雇用が不安定な期間社員に置き換えようとしています。そうではなくて、違法行為であったことを認めたわけですから正社員として雇用するのが筋というものです。さらなる働くものの団結と連帯の運動が必要ですね。
しかし、しかし、なにはともあれ、クーニングが違法とされたことで、トヨタがはじめたひどい制度が全国に広がらなくてよかったよかった。
クーニングって何?? のかたは、志位委員長の質問をごらんください。驚くことうけあいです。
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