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7月20日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの日本版に「なぜ赤旗ばかりがスクープを飛ばすのか」というコラムが掲載されました。全文を下記に引用いたしますので、御覧ください。
このジャーナリズムの原点を行く新聞は貴重です。「そんな大事なこと、だれも教えてくれなかった」と、原発事故の起きた後につぶやいた方、いらっしゃいませんか? しんぶん赤旗を読んでいればそんなことはなくなります。ぜひ、ご購読して欲しいと思います。
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なぜ赤旗ばかりがスクープ飛ばすのか―「やらせメール」「ネット監視」など
7月20日のWSJ日本版「金井啓子のメディア・ウオッチ」より
九州電力の原発に関する「やらせメール」が注目を集めた。また、資源エネルギー庁が「不適切・不正確な情報への対応」のために新聞やインターネットを監視し、原発に関する言論を収集していたことも判明した。このニュース、どちらも日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が報じたスクープである。
ジャーナリズムが帯びている役割は、国民にとって大切な問題であるのに、なぜか知らされていない出来事を世の中に知らせるというのがひとつである。そして、もうひとつ非常に大切なのが、権力の監視という役割である。
九州電力そのものは民間企業だが、原子力発電という国家的な事業を担っており、政府の方針とも密接に関わっている話である。その半国家企業が世論を誘導する「やらせメール」問題を起こしたのだ。また、資源エネルギー庁の件はまさに権力そのものに関するニュースだ。このように、権力が暴走しないよう監視を行い、暴走の危険性が高まった時は、取材を繰り返して真実を暴き出して市民に伝えるというのが、ジャーナリズムの理想的な姿であり、負わなければならない最大の責務でもある。
私は特に支持政党を持たない、いわゆる無党派層である。報道機関に関しても、各々の主義主張には関係なく幅広く目を通すようにしているし、果たすべき役割を果たしているメディアは率直に評価するよう心がけている。
さて、これだけ大きなスクープが2本、なぜ間をあまり置かずに赤旗から出てきたのか。言い方を変えると、なぜ赤旗からしかこうしたスクープが出ないのか。私はこれを単なる偶然とは見ていない。誤解を恐れずに言えば、また陳腐な言い方ではあるが、既存の大手メディアの劣化が著しいように感じるのだ。ただし、高い志とあくなき探究心でニュースを追いかけている記者を何人も現実に知っており、劣化が感じられるのはあくまでも一部の記者である。それでも、大きな責務を担うジャーナリズムに関わる人間が劣化すれば、その責務を果たせなくなり、重大な結果をもたらしかねない。
九州電力の件は、経済産業省が主催し6月26日にケーブルテレビで放送した県民向け説明番組が発端となった。その番組にやらせメールが送られていたことを赤旗が報じたのは7月2日だが、当初はあまり反響がなかった。しかし、6日の衆院予算委員会で共産党の議員がこの件について取り上げ、九州電力の真部利応社長が同日夜に記者会見で謝罪すると、急に大きな問題として他のメディアも取り上げ始めるという展開を見せた。
大手紙の中には、赤旗の報道後に九州電力に問い合わせたものの、同社に否定されるとそのまま矛を収めてしまった記者もいたと聞く。最終的には当事者の九州電力の社長が認めるような、これだけ重大な真実が控えていたにも関わらず、である。その記者が他にどんな取材をしたのかは知る由もないが、なんとかもう少し粘れなかったのだろうか。
今回のやらせメールに関しては、内部告発がきっかけとなって明るみに出た。この告発者はそもそも赤旗だけに事実を明かしたのか。それとも、他のメディアにも伝えたのだろうか。もし前者であれば、共産党や赤旗に共感を寄せていたためとも考えられなくはないが、これまでの赤旗の報道ぶりを目にし、「この新聞ならば報じてくれるのでは」という期待が高かった可能性もあるだろう。一方、後者であった場合、赤旗だけが真剣に取り組み裏取りに成功して報道し、他のメディアは関心を寄せなかったか、あるいは裏が取れなかったか、といったあたりということになるだろうか。いずれにせよ、やらせメールの依頼という重大なニュースを当初は赤旗のみが報じていたという事実だけは残るのだ。
経緯はどうあれ、結局のところ、やらせメールに関して多くのメディアが大々的に報じるようになり、玄海原発の運転再開に「待った」をかける動きに変わったことはご存じの通りである。そうした中で、もうひとつ気になるのは、赤旗のみが先行して報道していたことには口をぬぐって何も触れず、他のメディアが淡々とこのニュースを報道している点だ。私もジャーナリズムの世界に長い間身を置いていた人間なので、ある社がスクープしたネタについて、他のメディアは何とかして独自に裏を取って追随しようとするし、スクープを放った社の名前にはできるだけ触れたくないという心情も理解している。それでも、当初は大した扱いもしていなかったネタを、あたかも自分たちは最初からそのニュースの価値を評価していたかのように報道する、というのはどうにも腑に落ちないのだ。
原発をめぐっては、一部の人々がなんとか隠しおおせたいと願うようなネタはまだ尽きないはずだ。次こそは赤旗以外の社に、権力への遠慮をすることなく、また簡単に諦めることなく食い下がって、鮮やかなスクープを放って欲しいと期待している。
08:51 from Keitai Web
今日は綾瀬市と市議会とが共同しての「厚木基地に関する要請行動」に基地対策特別委員会副委員長として参加しています。
おもな参加者は、市長と市議会正副議長、基地対策特別委員会正副委員長です。
要望項目は6月議会の委員会で確認した内容です。
11:28 from Keitai Web
10時から約1時間、南関東防衛局で要望書を手渡し、会議を行ってきました。
事前に届けてある要望書をあまり吟味していなかったようで、市長をはじめ綾瀬市側はちょっと(-"-;)…。
http://t.co/GkIbi7e
14:03 from Keitai Web
13時20分から防衛省で広田政務官に要請しました。
ゲリラ豪雨対策として基地内の蓼川に堰を設ける件、ゴルフボールの飛び出し事故対策の件で前向きの見解を聞くことができました。 http://t.co/jyvR5ML
16:03 from Keitai Web
国会の暗い廊下を抜け民主党幹事長室に要請行動。対応は糸川副幹事長でした。
共産党の穀田さんと親しくしているけど、防衛予算増やしていいの? と、私にふってきたので、防音工事などの予算は増やしてください! と応えさせていただきました。 http://t.co/DmQiIAT
17:20 from Keitai Web
15時30分から外務省。山花政務官の対応です。
東名高速で、なんだこれは、という爆音を体験。そのひどさは理解されてました。また、人の近くへの金属落下事故を知り、エッ、と驚きの顔。
綾瀬市民は大変なんです。しっかり対策を。 http://t.co/GZDy5c0
17:42 from Keitai Web
総務省の要請行動まで時間が余ったので、近くの憲政記念館を見学。
神奈川県生まれで憲政の功労者・尾崎行雄氏のメモリアルホールがあり、こんなポスターが展示されていました。
大政翼賛会。議会が自殺した歴史です。 http://t.co/rTUHpQl
22:28 from Keitai Web
総務省への要請行動は16時30分から。鈴木克昌副大臣が対応。
市内の半分の地域にしか適用されていないNHKの受信料減免を全市に拡大すること、低すぎる基地交付金の引き上げなどを要請。
とても調子のよい受け答えでしたが、果たして正式回答はいかに!? http://t.co/0gv0FRx
by ueda01 on Twitter