こちらは、2005年10月30日の新聞記事です。
温暖化の影響で、ブドウが赤く色づかない、
モモの果肉が褐色化する・・・など果物の異常が見られる。
このまま温暖化が進むと、栽培適地も変わってくる。
現在の産地よりも、より温暖な気候に適した作物に
切り替える必要が出てくるかもしれない・・・
といった内容です。
これは、5年経った今、現実のものとなり、
より暖かい地域の作物栽培の研究に着手する動きが
全国的に広まっています。
例えば、静岡県ではドラゴンフルーツ、
埼玉県ではマンゴーの試験栽培が行われています。
で、お酒大好きな私が気になるのは、甲州ワイン。
醸造用ブドウの品質の劣化も心配されます。
2008年の新聞によりますと、
山梨県は標高が高く、涼しい地域での栽培を行うことにより、
温暖化対策をされているようです。
しかし、このまま気温上昇が続いて、
ブドウ栽培に適した地域が北海道になったら、
甲州ワインはどうなるのでしょう?
味も香りも柔らかいのに、芯に力があるあのワイン。
これからもずっと、勝沼生まれの甲州ワインでいてほしい!