”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

奥田シェフと静岡の在来作物

2013-08-28 10:01:43 | 在来種 伝統野菜

一夜明けた今でも、信じられません。

あの方のお料理をいただけたなんて・・・。

 

山形の人気イタリアン、「アル・ケッチャーノ」の奥田シェフによる

静岡の在来作物と地場野菜を使ったディナーをいただきました。

 

では、豪華なお料理をご覧ください。(赤い字が在来作物です)

 

●生ハムと天使音(アマネ)メロンスープ

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●藤枝 河原崎さんちのトマトとカツオの冷たいパスタ

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 瀬戸谷ミョウガ添え

 滝沢にんにく使用(私の分は、にんにく抜きです (^^) )

 

 

●富士宮 くぬぎさんの鱒の43℃と125℃

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 井川地這いきゅうり添え

 メニュー名の数字は、燻製した時の温度を示しています。

 中央の鱒は、43℃の冷燻、

 周りに置かれている骨は125℃の熱燻で仕上げてあります。

 

 

●牧の原 中田さんちの命大(めいだい)小松菜とサザエのグリーンスープ

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●御前崎 河守さん・星野さんの一黒軍鶏(イッコクシャモ)のフレーグラ

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フレーグラとは、クリーム色の粒々パスタのことです。

 

 

瀬戸谷 裏赤紫蘇のグラニテ

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●お茶のリゾット牛肉のせ、牛すね肉の加久良ソース

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 掛川の在来茶「加久良」がリゾットとソースに変身!

 マッシュルームにかかっているのは、

 在来のニラで作ったマヨネーズ。

 牧之原 中嶋さんの自然薯は、わさびでマリネしてあります。

 

 

●デザート

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 藤枝 増田さんのバラと

 牧之原 石神さんのイチゴ(静浜レッド)使用。

 志太もち(もち米)も隠れていました。

 

 

お料理を口に入れ、咀嚼することによって

そのお料理の味が完成するように作られていたり、

当日シェフが思いつきで作られた、

メニューにない品が盛り付けられていたり、

驚きと感動の連続でした。

 

 

奥田シェフ、素晴らしいお料理とすてきな時間を

ありがとうございました。

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そして、在来作物について学ぶ機会を与えていただいた

静岡大学、稲垣先生、

心から感謝申し上げます。

 

コメント (2)
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