一夜明けた今でも、信じられません。
あの方のお料理をいただけたなんて・・・。
山形の人気イタリアン、「アル・ケッチャーノ」の奥田シェフによる
静岡の在来作物と地場野菜を使ったディナーをいただきました。
では、豪華なお料理をご覧ください。(赤い字が在来作物です)
●生ハムと天使音(アマネ)メロンスープ
●藤枝 河原崎さんちのトマトとカツオの冷たいパスタ
瀬戸谷ミョウガ添え
滝沢にんにく使用(私の分は、にんにく抜きです (^^) )
●富士宮 くぬぎさんの鱒の43℃と125℃
井川地這いきゅうり添え
メニュー名の数字は、燻製した時の温度を示しています。
中央の鱒は、43℃の冷燻、
周りに置かれている骨は125℃の熱燻で仕上げてあります。
●牧の原 中田さんちの命大(めいだい)小松菜とサザエのグリーンスープ
●御前崎 河守さん・星野さんの一黒軍鶏(イッコクシャモ)のフレーグラ
フレーグラとは、クリーム色の粒々パスタのことです。
●瀬戸谷 裏赤紫蘇のグラニテ
●お茶のリゾット牛肉のせ、牛すね肉の加久良ソース
掛川の在来茶「加久良」がリゾットとソースに変身!
マッシュルームにかかっているのは、
在来のニラで作ったマヨネーズ。
牧之原 中嶋さんの自然薯は、わさびでマリネしてあります。
●デザート
藤枝 増田さんのバラと
牧之原 石神さんのイチゴ(静浜レッド)使用。
志太もち(もち米)も隠れていました。
お料理を口に入れ、咀嚼することによって
そのお料理の味が完成するように作られていたり、
当日シェフが思いつきで作られた、
メニューにない品が盛り付けられていたり、
驚きと感動の連続でした。
奥田シェフ、素晴らしいお料理とすてきな時間を
ありがとうございました。
そして、在来作物について学ぶ機会を与えていただいた
静岡大学、稲垣先生、
心から感謝申し上げます。