幼稚園の食育クッキングでは、
まず最初に、全園児を遊戯室に集めて
「4つのお皿」のお話をします。
「4つのお皿」というのは、理想的な食べ方を示したもの。
食材を4つの色に分けます。
大人向けに説明するならば
赤のお皿・・・肉、魚、卵、豆腐など体を作るもの
緑のお皿・・・野菜、果物など体の状態を整えるもの
黄色のお皿・・・ご飯、パン、麺類など体を動かすもの
白のお皿・・・だし(うま味)を使った汁物
と、なります。
「この4つのお皿が揃えば、
病気に負けない丈夫な体を作ることができるんだよ。」
ということを子供たちに理解してもらった上で、
いろいろなパターンのメニューを見せ、
4つのお皿に分類してもらいます。
例えば、和食の朝ご飯メニューとして
ご飯、お味噌汁、焼き魚、おひたし。
夕食メニューとして、
ご飯、お吸い物、豚カツ、野菜の煮物など。
しかし、今年からは、あえて
「ママがお出かけした日、パパとコンビニでお昼を選ぶ。」
というパターンも加えてみました。
そして、このお弁当を見せ、
4つのお皿の中で、何が足りないかを考えてもらいました。
最後に、私が出した宿題は、
今度、お父さんやお母さんと一緒にスーパーに行ったら、
「これ、何色のお皿かな?」って考えてみよう。
食育クッキング後、初めての週末。
スーパーの売り場から、「赤!」とか「緑!」とか
元気な声が聞こえてくるといいなぁ・・・。 (*^_^*)
みんな、しっかりお話を聴いてくれて、ありがとう!!