磐田市の大藤。
茶園が広がる磐田原で作られているのは、紅芯大根。
お茶農家べにまるさんが、
冬の間の農作物として栽培されています。
見せていただいたこの畑は、赤土。
もうひとつ、黒土の畑でも栽培が行われています。
赤土と黒土、どちらが紅芯大根にはいいの?
●赤土の特徴
・大玉のものができる。
・玉がはぜやすい。
●黒土の特徴
・全体的な出来は良い。
・病気に弱い。
・外皮の色が悪い。
良い紅芯大根とは(出荷基準に達しているものとは)?
・外皮の緑色と白のコントラストがはっきりしているもの
(外皮がきれいなものは、中もまんべんなく赤いそうです。
外皮に赤い色が出ているものは、出荷から外されます。)
・ソフトボールのような大きさときれいな球形
・根が1本すうっと通っているもの。
(根が多く生えているものは、繊維が硬い。)
紅芯大根の出荷は、11月から2月頃まで続きます。
この出荷の時期を何とか早めたり、
伸ばしたりすることはできないのか?
種まきの時期をずらしたり、地温を下げる工夫をするなど、
べにまるさんたちのグループは実験を続けました。
しかし、病気になりやすい、腐りやすい、色が悪い、
とう立ちしやすい、中が空洞になりやすいなどの問題が
次々に発生しました。
やはり、紅芯大根は寒い時期だけのもの。
磐田市が力を入れている「ときめき野菜(中国野菜)」の中に
この紅芯大根も含まれていますが、
時期が限られているからこそ、ときめきも強いのかもしれません。
さて、私がこのブログを始めて4年が経ちました。
ブログを通じて知り合った方の畑を見せていただいたのは、
今回が初めてです。
べにまるさん、私の拙い記事を見つけてくれて、
本当にありがとうございます。
これからも、書き続けていきますね。
べにまるさんの紅芯大根については、こちらの記事もご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20131109