”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

べにまるさんの畑へ

2013-11-12 09:37:33 | 野菜

磐田市の大藤。

茶園が広がる磐田原で作られているのは、紅芯大根。

Img_8088

お茶農家べにまるさんが、

冬の間の農作物として栽培されています。

 

見せていただいたこの畑は、赤土。

もうひとつ、黒土の畑でも栽培が行われています。

 

 

赤土と黒土、どちらが紅芯大根にはいいの?

 ●赤土の特徴

   ・大玉のものができる。

   ・玉がはぜやすい。

 ●黒土の特徴

   ・全体的な出来は良い。

   ・病気に弱い。

   ・外皮の色が悪い。

 

 

良い紅芯大根とは(出荷基準に達しているものとは)?

 ・外皮の緑色と白のコントラストがはっきりしているもの

 (外皮がきれいなものは、中もまんべんなく赤いそうです。

  外皮に赤い色が出ているものは、出荷から外されます。)

Img_8084   Img_8085

 

 ・ソフトボールのような大きさときれいな球形

 ・根が1本すうっと通っているもの。

  (根が多く生えているものは、繊維が硬い。)

 

 

紅芯大根の出荷は、11月から2月頃まで続きます。

この出荷の時期を何とか早めたり、

伸ばしたりすることはできないのか?

種まきの時期をずらしたり、地温を下げる工夫をするなど、

べにまるさんたちのグループは実験を続けました。

しかし、病気になりやすい、腐りやすい、色が悪い、

とう立ちしやすい、中が空洞になりやすいなどの問題が

次々に発生しました。

 

やはり、紅芯大根は寒い時期だけのもの。

磐田市が力を入れている「ときめき野菜(中国野菜)」の中に

この紅芯大根も含まれていますが、

時期が限られているからこそ、ときめきも強いのかもしれません。

 

 

さて、私がこのブログを始めて4年が経ちました。

ブログを通じて知り合った方の畑を見せていただいたのは、

今回が初めてです。

 

べにまるさん、私の拙い記事を見つけてくれて、

本当にありがとうございます。

これからも、書き続けていきますね。

 

 

べにまるさんの紅芯大根については、こちらの記事もご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20131109

 

コメント (2)
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