今年最初の講座は、JAとぴあ浜松 湖西地区支部
女性部員さん対象の雑穀講座からスタート。
よく女性の皆さんが口にするのは、
「私は雑穀が好きなんだけど、お父さんが食べたがらないのよ。」
自分一人分だけ雑穀ご飯を炊くわけにもいかず、
ご主人に合わせて白米を炊いているという女の人って
結構いらっしゃいます。^_^;
そこで、今日は雑穀の基本的な説明をしたあと、
ご飯に炊きこまないで、雑穀を食べる方法を
提案させていただきました。
皆さん、雑穀ご飯は食べたことはありますが、
料理に使うのは初めてという方ばかりだったので、
比較的くせのない大麦(押し麦と米粒麦)と
小粒のきびとひえを使うことにしました。
提案したのは、次の2つの方法です。
●雑穀を茹でてから、料理に使う。
・茹でた押し麦をハンバーグの具に使う。
・茹でたきびを野菜のきんぴらに加える。
・茹でた米粒麦をサラダに使う。
●雑穀を茹でずに、そのまま料理に使う。
・ひえをそのままスープに加えて煮る。
ベテラン主婦ばかりなので、次々に料理が出来上がります。
完成したお料理はこちら。
・押し麦入りハンバーグ
・きびとにんじんのきんぴら
・米粒麦のプチプチサラダ
・長芋とひえのとろみスープ
・黒米ご飯
ハンバーグの中で押し麦がはじけます。
にんじんのきんぴらに、もちもちのきびが絡みます。
米粒麦がドレッシングを吸って、味がしっかり浸みたサラダ。
そのまま入れたひえは、野菜と一緒に煮こむことで
スープに自然のとろみがつきます。
「こんな食べ方もあるのね。」
「お父さんには、ハンバーグから始めてみようかしら?」
など、大満足していただきました。
ご参加くださった皆さま、
そして講座を企画してくださった
JAとぴあ浜松 湖西地区 生活指導課ご担当者さま、
ありがとうございました。
今日から皆さまの食卓に、
プチプチ、もちもち食感が加わりますように。(^_-)-☆