”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

はれひめを食べました

2016-01-23 10:54:40 | 果物

この時期の楽しみは、新しい柑橘類に出逢うこと。

ちょっと値段がお高めでも、

迷わず買ってしまいます。

  

昨日、出逢ったのはこの子です。

 

 

手のひらに乗せた写真を見ても、

普通の温州ミカンとあまり変わらない印象ですね。

  

試しに温州ミカンと並べてみました。

 

 

左が、温州ミカン(三ヶ日みかんの青島 Mサイズです)

 

  

この子の名前は、はれひめと言います。

 

  

生まれたのは、なんと静岡市。

平成2年に、静岡市清水区にある

果樹研究所カンキツ研究部興津において、

清見とオセオラオレンジを交配したものに、

温州ミカンの宮川早生を交配して育成した品種です。

  

 

皮は、オレンジのようにつるっとしていて、

ハリがありますが、

とっても剥きやすいのです。

 

  

ミカンの甘味とオレンジの香り、

そしてミカンのような食べやすさ・・・

これが、はれひめの特徴でしょう。 (*^_^*)

  

最近、愛媛県出身の方とお話したのですが、

「愛媛は、収量では和歌山に負けていても、

 柑橘の種類では勝っています。」

とおっしゃっていました。

  

たしかに、温州ミカンの収穫量は和歌山に次いで第2位ですが、

中晩柑類では和歌山を引き離して第1位。

柑橘全体では日本一となっています。

 

              【愛媛県のHPよりお借りしました】 

 

そして、愛媛の方が自慢していたように、

その種類も41種類(温州ミカン1種+中晩柑類40種)と日本一です。

 

 

ここ数年、若者の果物離れが問題になっていますが、

その理由として挙げられるのが、次の3つです。

 ●手が汚れるのがいや

 ●皮を剥くのがめんどう

 ●種が気になる。

  

はれひめは、皮はむきやすいし、手も汚れない、

種もありません。

味と香りはもちろんのこと、とても食べやすい柑橘です。

  

静岡生まれ、愛媛育ちのはれひめ

ぜひ、見つけたら食べてみてください。 (^o^)丿

 

コメント
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