”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

すごいぞ、チームリコピン!!

2017-02-12 10:48:38 | ブログ

右目の視野が欠けて、今日で2週間になります。

その間に、小学校での食育クッキングが2日間、

袋井市の食育イベントが準備も含めて2日間を

乗り越えなければなりませんでした。

それを助けてくれたのが、三川地区食推協のチームリコピン。

 

 

小学校の食育クッキングは、昨年末からお願いしてありましたが、

食育イベントは、当初ひとりで何とかしようと思っていました。

でも、目の病気になり、ひとりではどうにもならなくなりました。

小学校のクッキングから2日後にまたお手伝いをお願いするなんて

本当に申し訳ないと思ったのですが、

チームリコピンの皆さんは、

「いいよ!!行ってあげるよ!」と快く引き受けてくださいました。

 

 

  

私は、ある時から、ひとりで何とかする癖がついていました。

  

それは、もう10年以上も前のことですが、

当時、私は食推協の役員をやっており、

料理教室を開催することになっていました。

4台の調理台を使用し、20名以上の中高年が参加するので、

各調理台に1名ずつ、食推協のメンバーを就かせ、

指導をお願いすることになっていました。

  

しかし、指導をお願いしたうちの1名が

当日の朝になって「行けなくなった。」と言ってきました。

彼女はお茶農家なのですが、

翌日からお天気が悪くなりそうなので、

お茶の木の消毒を済ませたいとのことでした。

  

携帯電話も今ほど普及していなかった時代なので、

急遽、もう一人探すのに大変苦労しました。

 

もともと少人数で活動しており、

一人抜ければ大変なことになることはわかっているのに、

当日の朝になってそんなことを言うなんて、

「なんて無責任なんだろう。社会人としてどうなんだろう。」

と疑問に思いました。

 

しかし、周りの反応は違いました。

「明日からお天気が悪くなりそうだから、

 今日中に色々やっておきたいんだよ。

 お茶農家なら仕方ないよね。」

 

そう、この地域は世帯の7割が農家です。(兼業と専業合わせて)

一般社会のルールではなく、

農家のルールに基づいて動いているようなところがあります。

 

その時からです。

一般社会のルールが通じないんだから、

また何が起こるかわからない。

だから、私以外の誰も来なかったとしても、

うまくことが運ぶように完璧に準備しなくては・・・

と思うようになったのは。

  

だから、誰のこともあてにしなくなっていました。

人に甘えることも、絶対にしないようにしようと思っていました。

 

そんな姿勢でずっとやってきたので、

今回のチームリコピンの皆さんのお気持ちは

涙が出るほどありがたかったのです。

 

大変な時は、素直にSOSを出そうと思います。

そして、今度、誰かが困った時は、

今回の何倍ものお返しをしたいと思います。

 

すごいぞ、チームリコピン!!

本当にありがとうございました。(*^-^*)

 

 

コメント (2)
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