昨夜、静岡ローカルの番組で
池上彰さんが、静岡市の人口減少問題を解説されていました。
静岡市は、2015年国勢調査によると政令市の中で人口が最下位。
※政令市の人口ランキングなどについては、こちらをご覧ください。
静岡市を人口で逆転したのが岡山市なのですが、
岡山市を分析し、人口増加のヒントを探ろうという構成になっていました。
私は、SNSのおかげで、まだ一度もお目にかかったことのない
岡山のハーブ研究家さんと仲良くさせていただいております。
だから、岡山はとても親しみのある県なのです。
静岡市出身の私にとって、人口減少というのは大変心配な問題です。
岡山市にどんなヒントが隠されているのか、もう興味津々!!
番組では岡山市の優れた点を次のように解説していました。
●岡山市も進学などで県外に出ていく若年層は多いが、
東日本大震災以降、気候も良く、自然災害も少ない岡山に
中国・四国地方から転入する人が増えた。
●年100万人が集う究極の図書館 岡山県立図書館がある。
子供向けの図書も充実しており、子供が手に取りやすいように
書庫の高さも考えられている。
子育て世代にやさしい図書館である。
●イオンモール岡山
イオンモールが政令指定都市中心駅前に立地するのは初めての試み。
・イオンモール建設中から多くの雇用が生まれた。
・イオンモールで働く人たちに平均よりも高い給料を支払うことにより、
その周辺の企業の給料も上がっていった。
・岡山県の地元企業が多く出店している。
●大学、病院の数も岡山市の方が静岡市よりも多い。
静岡市は、若年層の流出が年々増えています。
特に若い女性は、進学で東京に行くと、
なかなか地元には戻ってこないようです。
そんな彼女たちが挙げる静岡の問題点は・・・
・大学の数が少ない。
・就職先がない。(希望する職種がない。)
・遊ぶところが少ない。
にぎやかなのは駅前の一部地域だけ
・車がないと不便
・新幹線の「のぞみ」が停まらない。
気候が良くて、人柄が良くて、食べ物がおいしい。
東京、名古屋、大阪に行きやすい。
それだけじゃ、ダメなんですよね。
岡山市からいただいたヒントをうまく活用していかないと!!
※画像は、すべて岡山市関連のHPよりお借りしました。