”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

食味審査って・・・。

2019-03-02 15:39:33 | 果物

先日、いちご品評会を見学したという記事を書かせていただきました。

こちらです。

   

で、その数日後、審査員だった男性に

「紅ほっぺときらぴ香と食べてみて、どちらがお好みでしたか?」

と、質問してみました。

  

すると、驚きの答えが!!

「僕は食べていないのでわかりません。」

  

えっ!!審査員なのに食べてないの!? (@_@。

  

何でも、食味審査に使われるいちごは1粒なので、

審査の人数にも制限があるとのこと。

  

はい、確かに食味審査に使われるいちごは、

品評会ごとに「場所」が決まっていて、

今回は右下から3つが審査の対象と言われました。

  

  

でも、審査員はもっとたくさんいるんだから、

右下から4つか5つ目までというように範囲を広げれば、

全員が審査に立ち会うことができるのでは?

  

こう考え始めると、居ても立っても居られないので、

すぐ、県の担当者様にメールで質問。

   

返ってきたお答えは・・・

 いちごに限らず、同じ生産者の同じ株から採った果実でも、

 1粒1粒には微妙な誤差があり、

 より厳正な審査を行うために、同じ果実の味を評価する必要がある。

 そして、1つの果実も先端と軸の方では糖度なども異なるため、

 1つの果実を縦に4等分するという方法をとっている。

  

ここで言う「誤差」というのは、次のようなことです。

 ●株で生成された糖分が、必ずしもすべての果実に平等に配分されるわけではなく、

  糖度など食味に微妙な差異が生じる。

 ●生育期間中の温度の高低や、株になっている状態で、

  よく日の当たる位置にあるか、葉や他の果実の陰になっているかどうかで、

  着色の具合も変わってくる。

  

だから、たった1粒だけが審査の対象になり、それを縦4等分にし、

  

   

それを4人の「神の舌を持つ方々」が審査するわけなのですね。

  

   

AIでなく、ヒトによる審査だからこそ、

正確を期するために、今の段階ではこのような審査方法になるのですね。

でも、ヒトにはその日の体調とか気分というものがあります。

こういう品評会こそ、AIで行われるようになれば、一番正確なのでは?

と思ってしまうのは、人としていけないことですか?

 

 

コメント
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