先日、いちご品評会を見学したという記事を書かせていただきました。
こちらです。
で、その数日後、審査員だった男性に
「紅ほっぺときらぴ香と食べてみて、どちらがお好みでしたか?」
と、質問してみました。
すると、驚きの答えが!!
「僕は食べていないのでわかりません。」
えっ!!審査員なのに食べてないの!? (@_@。
何でも、食味審査に使われるいちごは1粒なので、
審査の人数にも制限があるとのこと。
はい、確かに食味審査に使われるいちごは、
品評会ごとに「場所」が決まっていて、
今回は右下から3つが審査の対象と言われました。
でも、審査員はもっとたくさんいるんだから、
右下から4つか5つ目までというように範囲を広げれば、
全員が審査に立ち会うことができるのでは?
こう考え始めると、居ても立っても居られないので、
すぐ、県の担当者様にメールで質問。
返ってきたお答えは・・・
いちごに限らず、同じ生産者の同じ株から採った果実でも、
1粒1粒には微妙な誤差があり、
より厳正な審査を行うために、同じ果実の味を評価する必要がある。
そして、1つの果実も先端と軸の方では糖度なども異なるため、
1つの果実を縦に4等分するという方法をとっている。
ここで言う「誤差」というのは、次のようなことです。
●株で生成された糖分が、必ずしもすべての果実に平等に配分されるわけではなく、
糖度など食味に微妙な差異が生じる。
●生育期間中の温度の高低や、株になっている状態で、
よく日の当たる位置にあるか、葉や他の果実の陰になっているかどうかで、
着色の具合も変わってくる。
だから、たった1粒だけが審査の対象になり、それを縦4等分にし、
それを4人の「神の舌を持つ方々」が審査するわけなのですね。
AIでなく、ヒトによる審査だからこそ、
正確を期するために、今の段階ではこのような審査方法になるのですね。
でも、ヒトにはその日の体調とか気分というものがあります。
こういう品評会こそ、AIで行われるようになれば、一番正確なのでは?
と思ってしまうのは、人としていけないことですか?