”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

お餅のようなコロッケが・・・

2019-03-04 10:39:22 | 在来種 伝統野菜

昨年末、井川の在来の里芋をいただきました。

涼しいところに保管しておいたので、

3ヶ月経っても傷むこともなく・・・。

   

コロッケを作りました。

  

  

里芋をレンジにかけ、皮をむいて、つぶしていきます。

この時から、これまでの里芋にない粘りを感じたのですが、

さらに桜えび、葉ネギを混ぜてこねていくと、

ものすごい力が要るのですよ。(@_@。

   

そして、丸く成形する時、

もう粘りが強くて、かなり手間取りました。

  

さらに、食べてみると・・・。

こんな里芋のコロッケは初めて!!

普通は、ねっとりかクリーミーかホクホクのどれかなのですが、

そのどれにも当てはまりません。

  

もう、お餅そのものなのです!!

   

里芋の写真を撮り忘れたのですが、

井川在来のどんな品種なのか、どうしても知りたくて

静岡市中山間地振興課様を通じて、井川の生産者の方に聞いていただきました。

  

すると、「黒がら」だということがわかりました。

「黒がら」は、以前 イベントで展示されているのを見たことがあります。

  

こちらです。

手前の大きなザルに入っているものです。

  

  

きっと、煮物にしたら、この粘りには気が付かなかったと思います。

つぶして、こね合わせたことで、もちもち感が強くなったのでしょう。

  

力強い井川の「黒がら」、ごちそうさまでした。(*^^*)

 

コメント
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