”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

正月菜、初収穫

2020-10-04 14:27:04 | 在来種 伝統野菜

この日の記事に、花壇に植えた正月菜の写真を載せました。

こちらです。

   

その正月菜は、こんなに大きくなりました。

  

  

種は1年中蒔けるので、またすぐに蒔けばいいと思い、

早速、収穫&試食。

  

まずは、豆乳鍋に入れました。

たくさん採ったつもりでも、加熱するとカサが減ってしまい、

初試食は、あっという間に終わりました。

でも、あの特有のシャキシャキ感は味わえました。(^^)v

  

 

そして、お蕎麦のつけつゆにも入れてみました。

きのことサバ缶と正月菜が入っています。

  

 

私と正月菜の出会いは2007年になります。

野菜ソムリエとして、初めて大きな講演のお仕事をいただいたのですが、

会場は愛知県豊川市。

お隣の県とは言え、採れる野菜も食文化も違う場所で何をお話したらいいのか?

 

そんな時、愛知県が「あいちの伝統野菜」の取り組みを始めたことを知り、

伝統野菜を給食に取り入れるように勧めてみようと考えました。

しかし、生産者も生産量も少ない伝統野菜。

手に入れるのは至難の技でした。

  

伝統野菜を育てている愛知県内のJAに片っ端から電話をし、

事情を説明しても、大半は断られるか、

「欲しければ直接買いに来てください。

 でも、当日、手に入る保証はありませんよ。」

という回答ばかり・・・。

  

そんな中、グリーンセンター春日井中央店の店長さんが、

「高齢生産者の励みになれば。」とおっしゃって、

八事五寸人参を送ってくださいました。

その時、一緒に入っていた青菜が正月菜でした。

  

見た目は小松菜なのに、小気味よいシャキシャキ感があり、

その時以来、正月菜のファンになりました。

  

まさか、種が手に入って、庭で育てる日が来るとは・・・。ヽ(^o^)丿

お正月のお雑煮は、絶対これで決めるぞ~!!

 

コメント
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