昨年秋から玉ねぎの価格高騰は伝えられていますが、
春になってもそれは続いています。
現在の価格は、平年の2倍と言われています。
理由については、何度も取り上げていますが、
生産量第1位の北海道が、昨年夏の高温、干ばつの影響で
玉は変形し、収穫量は平年より2割近く減少しています。
しかし、春になって産地リレーも行われるはずなのに、まだ高騰??
ここで、玉ねぎの生産量ランキングを見てみましょう。
(農林水産省 令和2年産指定野菜(秋冬野菜等)及び指定野菜に準ずる野菜の作付面積、収穫量及び出荷量によるデータ)
1位 北海道 886,200t
2位 佐賀県 124,600t
3位 兵庫県 98,500t
玉ねぎの産地というと、北海道に続いて有名なのは
淡路島(兵庫)という印象でしたが、
佐賀県よりも生産量は少ないのです。
では、その全国第2位の佐賀県はどうなっているかと言いますと、
1月、2月は極端に雨が少なく、その分生育が遅れています。
当分、玉ねぎは小玉で高値が続きます。
静岡県の浜松市は玉ねぎの産地ではありますが、
とても全国の分を賄えるほどは生産されていません。
こんな贅沢な使い方ができるのはいつになるのか・・・。
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