| 大本本部 |
|・) 「視聴者の皆さん こんにちは。
残暑 厳しき 京の夏
冷たい甘みの 味見を求めて 今日も 大本本部にやって参りました
チラリズム秋元でございます。
本日も 大本本部では "生きがい講座"が 開講されるという事でありまして、
講座後に供されるという 京菓子を目的としまして 潜入取材を行います。」
|・) | 生きがい講座 |
|・)
( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)
( `m´)( `m´)( `m´)
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…皆さん
本日の生きがい講座は
王仁三郎の食事観と魂について、
講師は 大・物主(ダイ・ウーチュー)先生でありまして、
講座の後には 婦人部が用意しました フルーツ寒天とお茶で
御休憩いただきたいと 思っておりますが」
(出 口 紅)
ζ~( `m´)~ζ 「…本講座は その喫茶を目的としたものではありません事を
約一名に 申し上げておきます。」
|・)
|・) 「おっと フルーツ寒天という事で
本日の茶菓子には いやが上にも 期待が高まるというものであります。」
(大 物 主)
( `m´)「…諸君
本日は 王仁三郎の食事観と魂に関してである。
王仁三郎は まず「体霊を増し 不純ならしめる」という理由で 肉食を止めるように勧め、
また このような食事観を持っていた。」

(八幡書店版 三鏡より)
(大 物 主)
( `m´)「…肉食を止める事と その理由についてまでの部分は
宮地神仙道と 同じである。
しかし それ以降の部分で 大きな違いが見られる。」
(大 物 主)
( `m´)「…王仁三郎は 米を食す事によって 勇、
すなわち 自己の荒魂が養われるとしていた。
一方 宮地神仙道や 道教 密教などでは
穀物を食すと濁気が生じ また三尸を増長させるものであり
それが玄胎結成の障害になるとしていて、
それゆえに 辟穀という概念があるのであり、
穀物を食べる事によって 直接魂を養えるという概念は無い。」
(大 物 主)
( `m´)「…そういう訳で 仙道を修めていない一般の人は
年月を重ねてゆくうちに 自己の七魄や 三尸九蟲を増長させ
自己の内側に 濁気や業障などを積もらせてゆくのであり」
(大 物 主)
( `m´)「…純粋に見える子供は 珍しくないが
純粋に見える大人が 珍しいというのは
そういった事情によるものであり、
学生が 大人の鈍感さに対して しばしば 苛立ちを感じるというのは
大人が 霊敏さを失わせる 七魄や三尸九蟲 濁気を
自己の内側に積もらせて 既に鈍くなっている一方で
学生は未だ年齢的に あまり そういったものが蓄積されていないからである。」
(大 物 主)
( `m´)「…であるので
特に感じて信じる宗教である 大本教の教主というのは
"鈍くなっている普通の大人" では 務まらないものである。
信徒の心痛や 純粋な疑問に対して 冷淡に流したり
その信徒に迫害を加えて 黙殺させようとする態度をする教主は
"心のないビジネスマンとしての教主" としての 世渡りは出来るであろうが
それ以上の仕事はできない。」
(大 物 主)
( `m´)「…また 三鏡の中には
具体的に 米を食べる以外の 勇徳を増長させる方法が説かれていない。
もちろん 霊界物語を読誦する事で 神徳が得られるとあるので
霊界物語を読誦する事で 四魂を増長させられるようであるが、
読誦の方法に就いて 我が考えている事は
後日 生きがい講座の中で述べる事にする。」
(大 物 主)
( `m´)「…とにかく
世界の中には 米作には不向きな土地も珍しくはなく、
"米が得られないから 荒魂増長の手段がない"となったり、
また "自分は 辟穀をしているから 米を食べて 荒魂増長ができない" となれば
大本で説かれている 魂の増長法は 普遍的とは言えなくなってしまう。」
(大 物 主)
( `m´)「…宮地神仙道の場合は
"智慧海無量" と "福寿海無量" の奉唱によって 四魂の増長をはかる事がある。
また 穀物を食す事によって生じた濁気は 霊脈を詰まらせる元となり、
チベット仏教において 頭頂穴から甘露が降り注がれ
自分の全身の内側が 甘露で洗い流された後に 排出されると観じる方法は
霊脈を詰まらせる濁気を清める方法と言われている。」
(大 物 主)
( `m´)「…王仁三郎が 特別にチベット密教に対して 関心を寄せた事には
深い意味があったようであるが、
霊脈を詰まらせる濁気の原因の1つが 穀物を食す事であるという部分の認識までには
至らなかったようである。」
|・) 「講義が続いておりますが
ここで一足先に あちらに用意されております
フルーツ寒天を拝見させて頂く事に致しましょう。」
|・)
|フルーツ寒天||フルーツ寒天||フルーツ寒天|
|・) 「何とも 艶やかで 彩り豊かなフルーツ寒天が 並んでおります。
寒天の中に含まれている 様々なフルーツは
君達 キウイ パパイヤ マンゴーだねといった
夏らしい果物の 華やかな競演、フルーツスキャンダルといった様子であります。
それでは ちょっと味見をさせて頂いて
皆さんに 味を報告させて頂く事にしたく思いますが」
(緑っち宮司)
ζ~( `m´)~ζ 「…まあ
アタシの妹が 今日は 大本本部に来ていたのね♪
でも 大本のフルーツ寒天を 勝手に つまみ食いしては駄目、
代わりに アタシの股間の フルーツ寒天を食べていいの♪」
|・)
|・) 「おっと
住吉大社の女装巫女が 乱入し
己の股間の フルーツ寒天を 実況アナウンサーに食べさせようとしている!
実況アナウンサーが食べようとしているのは 大本のフルーツ寒天と言っても
全く 聞く耳を持たないようでありますので
それでは 大本本部より 失礼いたします。
皆さん 御機嫌よう!!」
|ミ サッ!