以下 10年以上前に存在していたHPに掲載されていた情報のコピペです。
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1、「丹田気功」の事前準備(他の気功法にも共通)
① 室内外を問わず、できるだけ空気が新鮮で風のない場所を選ぶ。
② 大小便はすませ、衣服はゆったり、ベルトはゆるめる。
③おちついて、ゆったり、たのしい気分でおこなう。
2、姿勢
座式でも立式でもよういが、まず座式で習熟するがよい。
椅子に腰掛けるか、床にアグラをかくかして、上半身と腰を直立させ、胸はあまり張らず、
やや引き気味とする。頭を天空に引き上げるようにすると、体は自然に、そのような姿勢になる。
両掌を上に向けて下腹部の前で重ね(男性は左掌、女性は右掌を上におく)、
親指先同士を軽く触れさせる。口は軽く閉じ、舌先は上アゴに触れる。
目は軽く閉じる。
3、開始
まず自然呼吸のまま、心を落ち着け、「ほうそう放鬆(リラックス)」させる。
そのさい、頭の先から次第に下部にむけて、順次、静めるようにするとよい。
落ち着いたところで、腹式呼吸(順式)を始める。息を吐きだしてから吸う。
呼吸ともに、ゆっくり、深く、長く、細く、むらのないようなめらかに行うことがコツである。
四、五回呼吸したところで、腹式呼吸をつづけながら、いよいよ「丹田五元帰一法」に入る。
これは五元(意・気・耳・目・口)を丹田に帰一するということだ。
すなわち、「意は丹田を守り、気を丹田に静め、
目は丹田を内視し、耳は丹田を聞き、口は丹田を黙然する」のである。
その結果「入静」の境地に入ることができる。
人によってこれは遅速があるので、あせってはいけない。
練習を重ねることによって、だれでも「入靜」できるのである。
なお、腹式呼吸を重ねていると、慣れないうちは苦しくなるので、
十呼吸したところで、四、五回、自然呼吸をしたあと、また腹式に戻ってもよい。
以上の気功動作を一回、少なくとも五分、できれば十~三十分つづける。
続けることが大事で、これを毎日一回~三回行なえば効果がある。
4、終了動作
「収功」といって、終了のさいの動作も重要である。
まず、ヘソに両掌を重ね、そのままヘソを中心にして左まわりに、
小さな円から大きな円へと三十周させ、ヘソのところで止める。
一息ついてから、こんどは左まわりで同じように三十周させてヘソのところで止める。
ついで、両掌を速く発熱するまで擦りあわせて、これを顔にあてて洗面するように二~三十回、上下に摩擦する。