ユダヤ教において重要な 仮庵祭の最終日は
ユダヤ歴における 第7月の22日、
今年の新暦では 10月9日に終わるという事になっています。
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「イスラエルの人々に告げなさい。
第七の月の十五日から仮庵祭で、七日間は主のものである。
最初の日に聖なる集会を開き、どのような仕事もしてはならない。
七日間、主への火による献げ物を献げなさい。
八日目にもまた聖なる集会を開き、主への火による献げ物を献げて、
終わりの集いとする。
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祭りがもっとも盛大に行われるのは最終日である。
祭りの初日から7日間、みな仮庵に住む。
また毎日「焼き尽くす捧げ物」が献じられる。
神殿破壊以後は犠牲は行われていない。
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カバラの「生命の樹」の「ケテル」は
旧約聖書の創世記の 第一章3節に照応しており、
創造主に礼拝を行い
自己の内側に「生命の樹」を観じ、
「ケテル」が強く光り輝く様子を観じつつ
創世記の 第一章3節を読誦します。
魔術的な目的で 詩編を読誦する場合は、
ヘブライ語か ラテン語で誦す方が良いとされますが、
難しい場合は 日本語で読誦する事もできます。
★「ディクシトクエ・デウス・フィアット
ル(Lの発音)クス・エト・ファクタ
エスト・ル(Lの発音)クス。」
または
★「神は言われた。「光あれ。」
こうして、光があった。」
「金剛薩たの加持を受ける」
3遍誦す。
「我趨帰依三至宝 (がすうきえさんしほう)
並要度脱諸有情 (へいようどだつしょうじょう)
将之安頓菩提地 (しょうしあんとんぼだいじ)
而起円満菩提心(にきえんまんぼだいしん)。」」
自己の頭上に 強烈に輝く 白色の「ウン字」があり、
その「ウン字」が 金剛薩たに変成し
金剛薩たの胸の中央に 白色の「ウン字」があり
白色の「ウン字」から 白い甘露が自己に注がれて、
自己の全身を内側から洗い流す様子を観じつつ
「百字眞言」を21遍誦す。
「オン ベンザ サト
サマヤ マヌパラヤ
ベンザ サト テノパ ティタ ディド メバワ
スト カヨ メバワ
スポ チャヨ メバワ
アヌ ラト メバワ
サルワ シッディ メタヤツァ
サルワ カルマ スツァメ
ツィッタン シュリヤン クル ホン
ハハ ハハ ホー
バガワン サルワ タターガタ
ベンザ マメムンツァ ベンザ バワ
マハ サマヤ サト アー。」
1遍誦す。
「我因無明与愚癡 (がいんむみょうよぐち)
違悖損壊我誉言 (いぼつそんかいがよごん)
上師怙主請護祐(じょうしこしゅせいごゆう)
持金剛尊中主尊 (じこんごうそんちゅうしゅそん)
自性具大悲心者(じしょうぐだいひしんしゃ)
衆生之首我帰依(しゅじょうししゅがきえ)。」
そして 金剛薩たが喜ばれながら
このように言われる様子を観じる。
「善男子(善女人)(ぜんなんし 女性の場合は ぜんにょにん)」
你的一切悪業障礙(にてきいっさいあくごうしょうげ)
所損壊的誓言(しょそんかいてきせいごん)
皆悉浄除(しっかいじょうじょ)。」
そして 金剛薩たが光に変成して
自己の頭頂から 自己の内側に進入して、
そして 自己と融合し
自己が 金剛薩たに変成する様子を観じる。
(回向)
「願我能以此善業 (がんがのうにしぜんごう)
速成金剛薩た果 (そくじょうこんごうさったか)
並将一切諸衆生 (へいしょういっさいしょしゅじょう)
安頓立定於彼地(あんとんりつじょうのうひじ)。」」
「智慧を開く」
朝 食事をする前に
祭壇に一杯の浄水を捧げ、
1本の線香の先に火をつけて
その線香の先で 水面の上に
「天一生水」の文字を空書します。
それから3遍誦します。
「九天大帝(きゅうてんたいてい)
身披白衣(しんひびゃくえ)
日月照耀(じつげつしょうよう)
乾坤斡随(けんこんあつずい)
有能敬者(うのうけいしゃ)
聡明如斯(そうめいにょし)
黄老丹元(こうろうたんげん)
与念合宜(よねんごうぎ)
五神衛守(ごしんえいしゅ)
八聖護持(はっせいごじ)
誦之不輟(しょうしふてつ)
万神赴機(ばんしんふき)
帝司大化(ていじたいか)
光耀生輝(こうようせいき)
心開茅塞(しんかいぼうそく)
去鈍除迷(きょどんじょめい)
誦之万遍(しょうしばんへん)
文冶瓊瑰。
詞源浩浩(しげんこうこう)
筆陣風馳(ひつじんふうち)
九天開化(きゅうてんかいか)
万章洞微(ばんしょうどうび)
元皇上帝(げんこうじょうてい)
勿稽勿遅(ぶっけいぶっち)
更生永命大天尊(こうせいえいめいだいてんそん)。」
3遍誦します。
「天之玄精(てんしげんせい)
地之玄精(ちしげんせい)
神之玄精(しんしげんせい)
鬼之玄精(きしげんせい)
疇能識破混沌理(ちゅうのうしきはこんとんり)
常与天地同眞体(じょうよてんちどうしんたい)
疇能識破混沌竅(ちゅうのうしきはこんとんきょう)
常与天地同眞みょう(じょうよてんちどうしんみょう)
南斗六星(なんとろくせい)
北斗七星(ほくとしちせい)
七曲魁星(しちごくかいせい)
速助吾身(そくじょごしん)
吾奉(ごほう)
至聖先師律令敕(しせいせんせいりつれいちょく)。」
誦し終えたら 捧げた浄水を飲み干します。