新型コロナウィルス肺炎で一斉休校、現場は混乱・・・・早速現場を調査しました

政府の意向を受けて、熊本市内でも、すべての公立小中高校が、3月2日から一斉に休校となりました。
それに先立ち、休校が通知された2月28日から、学校はもちろん、お休みとなる子どもたちの受け皿となる児童育成クラブ等では、その対応に追われました。
もともと指導員不足の状態にある育成クラブの指導員が確保できるのか、心配されました。
初日となった3月2日、熊本市中央区の複数の育成クラブを訪ねて、状況の聞き取り調査を行いました。
子どもを自宅等で見ることができるような保護者の努力もあって、日常より子どもの利用が少ないために、初日は何とか体制をとることができている、学校からの教職員の応援も助かったとの声がありました。
一定のマスクや消毒薬の配布はあったものの、不足の状態であり、今後の対応策が必要のようです。
期間が長いために、今後どのようになっていくのか、予測できないようです。
なんといっても、首相の依頼を受け、急遽学校の休校が決められたことが混乱を招いています。
学校給食の納品業者の声も伺いましたが、予定していた納品が取りやめになれば、大きな打撃になると、深刻な状況です。
余剰となる物品をどう活用していくのか、事業者への一定の保証も必要ではないかと思われます。
いずれにしても、今後、その時その時に生じてくるさまざまな問題に適切に対応していくことが求められます。
学校に行けない、外出は控える、となっている子どもたちのストレスへの対応も必要になって来るのではないでしょうか。