7月8日を皮切りに、市内5カ所で「市長とドンドン語ろう!」が開かれました。
「熊本市の未来について考える」と題し、次期総合計画の策定に向けて市民の意見を聞くものです。
私は、7月22日に開催された熊本市動植物園での会に参加しました。
熊本市の「総合計画」は、熊本市のめざす将来像を描くとともに、その実現のためのまちづくりの方向性や主な施策を定めたもので、「市政運営の基本指針」ですべての計画の最上位に位置付けられる計画です。
現在の計画は、2016年度から2023年度を計画期間とした第7次計画で、現在2024年度から2031年度までを期間とする「第8次総合計画」の策定がすすめられています。
「ドンドン語ろう!」では、「子ども・子育て」「TSMCの進出」「交通」「災害・防災」「本庁舎等の整備」「その他」の6つのテーマについて、報告があり、意見交換が行われました。
しかし、時間が1時間30分と決められており、報告の後の意見を述べる部分では、「お一人1分でお願いします」と前置きがありました。
もちろん、1分で意見を述べるのは極めて難しく、たいてい2~3分は意見を述べられました。
ひとつのテーマに、2人から4~5人程度で、それでもどのテーマも時間を超過しました。
「総合計画」という最重要計画の意見聴取でありながら、1人1分、1テーマ数人の意見聴取というのはあまりにも不十分と思われます。
「どんどん語ろう!」と言いながら、充分な意見聴取はなく、市長だけが持論をドンドン語ったような会でした。
しかも、急遽、テーマの一つに市政の重要課題である「市庁舎建替え問題」を加えられましたが、このテーマでも消化不良の意見交換でした。
「次期総合計画」においても、「市庁舎整備」についても、いずれも大変重要なテーマです。
1つの区に1ヶ所、わずか50人の枠で、事前に申し込まなければ参加することもできない会を開いて、市民意見を聴取するやり方は、極めて不十分であると言わなければなりません。
市政の主人公は「市民」、充分な市民の意見聴取を!
引き続き、庁舎整備問題と総合計画への意見聴取は、それぞれに分けて丁寧な市民意見の聴取を行うべきです。
市政の主人公は、「市民」です。
市政の重要な課題の方向は、市民が決めていく、そうなるような意見聴取の場を設けてほしいと思います。
「熊本市の未来について考える」と題し、次期総合計画の策定に向けて市民の意見を聞くものです。
私は、7月22日に開催された熊本市動植物園での会に参加しました。
熊本市の「総合計画」は、熊本市のめざす将来像を描くとともに、その実現のためのまちづくりの方向性や主な施策を定めたもので、「市政運営の基本指針」ですべての計画の最上位に位置付けられる計画です。
現在の計画は、2016年度から2023年度を計画期間とした第7次計画で、現在2024年度から2031年度までを期間とする「第8次総合計画」の策定がすすめられています。
「ドンドン語ろう!」では、「子ども・子育て」「TSMCの進出」「交通」「災害・防災」「本庁舎等の整備」「その他」の6つのテーマについて、報告があり、意見交換が行われました。
しかし、時間が1時間30分と決められており、報告の後の意見を述べる部分では、「お一人1分でお願いします」と前置きがありました。
もちろん、1分で意見を述べるのは極めて難しく、たいてい2~3分は意見を述べられました。
ひとつのテーマに、2人から4~5人程度で、それでもどのテーマも時間を超過しました。
「総合計画」という最重要計画の意見聴取でありながら、1人1分、1テーマ数人の意見聴取というのはあまりにも不十分と思われます。
「どんどん語ろう!」と言いながら、充分な意見聴取はなく、市長だけが持論をドンドン語ったような会でした。
しかも、急遽、テーマの一つに市政の重要課題である「市庁舎建替え問題」を加えられましたが、このテーマでも消化不良の意見交換でした。
「次期総合計画」においても、「市庁舎整備」についても、いずれも大変重要なテーマです。
1つの区に1ヶ所、わずか50人の枠で、事前に申し込まなければ参加することもできない会を開いて、市民意見を聴取するやり方は、極めて不十分であると言わなければなりません。
市政の主人公は「市民」、充分な市民の意見聴取を!
引き続き、庁舎整備問題と総合計画への意見聴取は、それぞれに分けて丁寧な市民意見の聴取を行うべきです。
市政の主人公は、「市民」です。
市政の重要な課題の方向は、市民が決めていく、そうなるような意見聴取の場を設けてほしいと思います。
「主権不在市民」