お知らせ!
新年は、通常通り1月2日から営業となります。
ご来店の際は、HP等で確認をお願い致します。
夫 筆
当店は 「うなぎ専門店」です。
> いまさら わかっとるがナ~
活きた鰻を宮崎県を中心に仕入ていますが、
今回は、その鰻がどんな状態で運ばれてくるのかをご紹介致します。
自分が生まれた頃は、東京の浜松町の鰻問屋から竹ザルに入れて重ね、
その上に氷を乗せて溶け落ちる水滴のみで活かされながら運ばれて来たそうです。
国鉄の貨物列車で・・・。
それ以前の自分の祖父母時代は、蒸気機関車に乗って東京へ行き、
鰻を仕入れて持ち帰っていたそうです・・・。
> え~マジ!
やはり竹籠に入れて氷を載せて、
一番下のザルにはゴムマットで水漏れを防いでいたようです。
ビニールなんて無い時代ですからネ~。
当店は千曲川沿いに位置していますが、
川で捕れた鰻を使ったことはその時代も無かったようです。
多分、泥臭くって使えなかったんでしょうネ~。
さて現在はと言いますと、
この様にビニールの袋に酸素と氷を入れ、
宮崎の養鰻場から直接航空便で半日かけて届きます。
夏の暑い時期には氷を多く入れますし、冬の寒い時期には少なくします。
この調整次第で死んでしまう鰻も出てきますので、とても重要な事なんです~。
極端に弱ったり、また死んでしまった鰻は当店では使えませんので・・・。
> 魚は殆ど死んでるのを食べとるのに、ウナギはダメなんかいナ~
鰻は死んでしまうと、別物になってしまいますので・・・。
勿論、食べれますけどやっぱり美味しくはありませ~ん。
話を戻します。
では、到着した活鰻の管理はと言いますと、
プラスティック製のザルに入れ上から井戸水を落とします。
水道の水では費用が掛かり過ぎますし、何より塩素で死んでしまいます。
よって、井戸水が必要になる訳です・・・。
しかし、この井戸のメンテにはかなりの管理費が掛かってきますネ~。
下は井戸の掃除をしている写真ですが、当店には深さが違う井戸が3本あります。
井戸水で休ませる事をせずに、到着した活鰻ぜ~んぶ調理して冷蔵庫へ・・・
そんな事をるすと、№299で触れましたが蒲焼店としては早晩立ちゆかなくなりますネ!
美味しいうなぎ屋さんを探すならば、タレは好みの問題なので致し方ありませんが、
井戸があるお店かどうかが最重要となります!
炭火も重要ですが、その次でしょうか・・・。
川上から川下まで、うなぎ業界の苦しい状況は相も変わらずなのですが、
全国の「うなぎ専門店」の真剣勝負は続きます・・・。
夫 筆
当店は、千曲川沿いの堤防バイパスから少し入った処に位置しています。
その千曲川の河川敷で毎年8/14日に行われるのは、恒例の花火大会~。
何時も当店の窓からちょこっとだけ観ています・・・。
大混雑中の方々から見たら、そんな環境は羨ましがられるでしょうネ~。
さて、子供の頃は友達と一緒に観に行きましたが、
その頃は堤防バイパスの道路などは無く、ジャリ道の堤防でした。
電器屋の息子がラジカセを持ってきて、花火の音を録音したりしたものです。
更に、雨で足元が悪いと泥だらけになって大変でしたネ~。
家業のうなぎ屋を継いでからは、進んで会場まで足を運んだ事はありませんが、
地元消防団の自動車部に属していた9年間は、警備の為に出動していました。
この時期はホントに辛かったです。
でも花火の音と彩は、体と心の疲れをほぐしてくれていたようにも感じました・・・。
だからこそ、大金を投じて花火大会を開催し、
その花火を大勢のお客様が観に来て下さるのでしょうネ。 きっと・・・!
夫 筆
今日はお盆前の貴重なお休み~。
何故かと言えば、9日~20日まで休業日がありませ~ん。
途中で半ドン営業を挟みますが、それでもキツイ12日間となりますネ!
> 暇やったら、もっとキツイやろナ~
っという事でいつもの市民プールで泳いだ後、
当店から30分程に位置する 「 りんごの湯 」 へ行ってきました。
つい最近まで、露天風呂は閉鎖されていましたが、
再開の情報を得ていましたので飛んでったって感じでしょうか・・・。
数年に及ぶ閉鎖期間中、寂しい思いをしていましたので嬉しい限りなのですが、
流石にこの時期はチョット暑過ぎで、日に当たるのは辛いですかネ~。
そうです。
ここの露天は日影がありませ~ん。
それ故、だ~れも居ませ~ん。
それでも、入ったり出たりしながらかなりの時間を露天で過ごしてきました。
こんなのも用意されていますしネ!
お陰様で先っぽまで ”まっかっか~” に日焼けしてしまいましたとさ。 マル。
> 先っぽが日焼けするほど元気な訳ないやろ~?
夫 筆
今回は、当店から15分程の ” いいやま湯滝温泉 ” です。
千曲川沿に位置する温泉で、川面を見下ろすロケーションとなっています。
対岸からも丸見えなのですが、距離がありますので問題ありません~
さて今回は、仕事が終わった後に行きましたので真っ暗で景色は見えませんが、
それはそれで楽しめましたヨ~
ねっ、綺麗でしょ!
ここの温泉は、女湯を挟んで男湯の内湯と露天が木柵の通路で繋がっていますが、
上の写真は露天側の入口となります。
30m位はありますでしょうかネ~!
月夜に照らされた千曲川を眺めながら歩くのも良いものです。
珍陳 振り不利 ですし・・・。
暗号、読めましたでしょうか。
> 今さらやナ~
露天風呂は、湯滝の名前の通りお湯が流れ落ちます。
独立した洗い場はなんとも特徴的ですネ・・・!
夫 筆
今日は朝からドシャ降りの雨でした・・・。
流石にいつもの市民プールは中止にして、
早めの時間帯にジブリの最新作 「風たちぬ」 を観てきました~。
ジブリ作品は大好きなのでDVDは総て持っていますが、
一番好きなのは 「天空の城 ラピュタ」 です。
もうかれこれ10回以上観てますかネ~!
いつも酔っ払いながらですけど・・・
さてさて、今回の風たちぬですが、たまたま期を一にして読んでいる 「永遠の 0」。
ゼロ戦の特攻隊員だった祖父の足跡を探し、
戦友達を訪ね歩く孫の姿を描いた小説なのですが、
「風たちぬ」 と 「永遠の 0」 が重ね合わさり、
言葉にできない何か不思議な感覚で映画を見終えました。
映画はゼロ戦の設計者のお話。
小説は、そのゼロ戦で戦う戦争のお話。
そのまま話が繋がってしまいます。
小説の中の一文に、
ゼロ戦の能力(航続距離)がこれほどまでに秀でていなければ、
これほど過酷な任務はありえなかった・・・
そんな文面を思い出しながら映画を観ていました。
もうかなり前に亡くなってしまいましたが、
バイク乗りの仲間内に、なんと特攻要員だった方がいらっしゃいました。
その方にこんな事を聞いた事がありました。
なぜ特攻に志願したのですか・・・?
> 家族を守る為にさ!
間髪入れず直ぐに帰ってきたのは、その一言でした。
そして、今でも思い出すそのお話は・・・
急降下した特攻機が敵の戦艦に命中せず、海に突っ込む場面観た事あるだろ~
へたくそって思わんでくれやナ~
あれはな、ある程度のスピードを超えると操縦桿が動かなくなるんだ。
でも、撃ち落とされない為には遥か上空から狙いを定め突っ込む。
成功する確率なんて・・・。
小説の中にもその様な記述がありましたので、 「やっぱり・・・」 って思いましたネ!
いままで自分が感じていた戦争観が、この2時間でチョットだけ変わりました。