お知らせ!
11月26日~28日は、3連休となります。
ご来店の際は、HP等で確認をお願い致します。
夫 筆
突然ですが、国内のうなぎ養殖サイクルは一年です。
12月~4月に黒潮に乗って希少なシラスウナギがやって来ますが、
それをビニールハウス等で囲った養殖池に入れて育て上げます。
ボイラーで温度を上げ、餌を沢山食べる環境を整えますので、
半年程で出荷されていきます・・・。
この出始めが6月後半で、そのウナギは新仔と呼ばれ、
一般的にヒネ仔よりも珍重されるので値段も高いのが普通です。
> ヒネ仔って何や~
うなぎの世界でも強い者はどんどん食べて大きくなりますが、
弱い者は隅に追いやられ、なかなか成長しません。
よって、弱いグループのウナギだけを集めて育てる事になりますが、
そのウナギ達が池揚げされるのは、冬~春にかけてとなります。
逆に、台湾・中国のウナギは、国内がヒネ仔の冬季に新仔が池揚げされるのです。
気候の違いにより養殖の方法が異なる事が主な要因ですが、
新仔とヒネ仔のどちらが良いかは、其々の蒲焼店の好みとなりますので、
一概には語る事は出来ません。
調理方そのものの違いもありますし・・・。
さて、ここでクイズです。
写真のウナギは、片方が新仔でもう一方がヒネ仔です。
分かった方は、プロ顔負けです。
それだけ見ただけでは分かりにくいという事なのですが、
兎に角、クイズの答えは次回に~~~します。
> ア~ぁ、もったいぶるやないの~
夫 筆
夏の土用の丑の日まで、あと31日となりました~。
ちょうど一か月後って事ですネ!
毎年、丑の日は大変な一日となりますが、大変じゃなかったらもっと大変・・・。
> ややこしナ~
オリンピックも騒ぎ出しましたネ~。
あと31日後とかで・・・。
> あれ、いっしょじゃねッ?
わァ~、同時開催か~。
> 意味分からんナ~
夫 筆
今回の温泉リポートは、№278で紹介した ”三日月の湯” から直ぐ近くにあります。
大きい湯殿と、小さい貸し切り風呂が2つある ”遠見の湯” です。
隣同士なのですが、どうも経営は別々みたいです・・・。
> 関係あらへんやろ~
写真は、貸し切りの小さい湯殿の写真です。
こちらも ”三日月の湯” 同様、スキー場の下に位置する温泉なのですが、
そのスキー場は夜間瀬(YOMASE)。
地理勘が無い方にはスキー場が沢山ありすぎて分かりにくい場所ですかネ!
当店から志賀高原に抜ける途中から北の山に登ったところなんです。
> どないなっとるんか、よけい分から~ん!
ここの日帰り温泉は、ちょっと白く濁った感じのお湯です。
ハマグリの出汁くらいの・・・。
> 匂いもハマグリ~?
何と言っても特筆すべきは景色が最高であります。
温泉からの景色では、当店から15分程の山手にある馬曲温泉も有名ですが、
こちらもお勧めですネ!
其々の良さが違いますので、どっちが良いという訳ではありませんが・・・。
> 違いが分かる男って事を言いたいんか!
> そう言えば、昔そんなCMあったナ~
夫 筆
父の日が終わってしまいましたネ~。
皆様に於かれましては、どの様にお過ごしでしたでしょうか・・・。
来年の父の日まで力を合わせて 耐えましょう~!
さて今回は、いつもの業界紙からの紹介です。
昭和50年頃までは、露地の池で養殖していましたが、
露地池には鰻以外にも沢山の魚が住んでいました。
コイは餌の残りを食べて池の浄化をしてもらう為に放してありましたが、
鰻を取り上げる時には近所の方に手伝ってもらい、
お礼にコイコクを振る舞ったそうです。
フナやドジョウは自然繁殖し、業者が引き取ってくれましたし、
水草が増えない様に草魚も放してありました。
亀やスッポン、川蟹やザリガニなんかもいました。
餌も鰯や鯖などの生魚を食べ、
広い池の中を泳ぎまわる鰻はとても美味しかった・・・。
露地池とは、読んで字の如く自然に近い状態の養殖池ですが、
シラスから成鰻になるまでには3年程かかると聞いています。
対して、現在の温度管理されたハウス型の池では、
早いものでは6か月程で育ち、その後に池揚げされていきます。
自分も養鰻池の見学は何度もしていますが、昔ながらの池を見たのは一度だけ!
現在、殆どの池はコンクリートで囲まれ、プールの様相を呈しています・・・。
逆に色々な管理は徹底されていていますので、安心安全と言ったところでしょうか。
人間も鰻も、昔より綺麗で不自由の無い環境で育つようになりましたが、
それが良い事ばかりではないのが難しい処でもありますが・・・。
何時も万事旨く付き合っていきたいものです!
妻 筆
当店の漬物が、白菜からキュウ + ピーマンに切り替わりました~。
いよいよ繁忙期の夏に向けてシフトUPというところでしょうか。
そこで今回は、当店のキュウリのお話をしたいと思います・・・。
当店のキュウリは栽培農家の池田さんという方にお願いしていますが、
搬入もご自身で直接お持ち頂いております。
そのキュウリの品種ですが、
ネットで調べてみたら英国産温室型キュウリって品種なのではないかと思います。
間違っていたらゴメンなさい~。
これ、刺がないでしょ!
柔らかくツルッとした表面が特徴で皮が薄く、又、水の上がりが良いです。
よって、当店の漬物にするには最高!
しかし、その特徴が故に取り扱いが難しく、加えて栽培も大変なんだそうです。
現在、このキュウリの生産者はご近所に殆ど居なくなってしまったそうで、
池田さん曰く、ご近所にもう一軒栽培している方が居るだけだそうです。
スーパー等でも見かけなくなりましたし・・・。
池田さんのキュウリはこの時期から~お盆頃までしか入荷しませんので、
その後は通常の刺のあるキュウリを使っています。
追伸
キュウリが載っている横長丸のお皿は、私の作です・・・。
夫 筆
こんなニュースが流れています・・・。
青魚やウナギなどをよく食べる人は、あまり食べない人に比べて肝臓がんになるリスクが約4割低下するとの研究結果を、国立がん研究センターが7日発表した。魚の油に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)などの不飽和脂肪酸を多く取っているグループほどリスクが低下。
肝臓がんの多くはB型、C型肝炎ウイルスの感染による慢性肝炎を経て発症する。同センターの沢田典絵研究員は「DHAなどの不飽和脂肪酸には抗炎症作用があり、肝炎ががんに移行するのを抑えているのではないか」と話している。
調査は岩手など9府県の45~74歳の男女約9万人を、1995年から最長2008年まで追跡。
当店の毎日曜日のお昼は、
アルバイトも含めた社員全員で ”うな丼” って決まっています~。
勿論、お客様にお出しするような代物ではなく、
半端な残り物や失敗した蒲焼 ^^; を冷凍保存しておいたものです。
味や匂いの確認も兼ねているのですが、
毎週うなぎを食べていますから今回の記事はとっても良いですネ~。
因みに家族全員血圧が低めで、健康診断時にいっつも先生に聞かれます・・・。
先生 > 家族5人とも血圧が低いのは、やっぱり鰻の影響でしょうかネ? って。
> 毎日ポヤ~っとしとるからなんとちゃう?
夫 筆
№282で紹介した宮崎の中村養鰻場さんから、販促ポスターが届きました~。
当店ではこの類のポスターを店内に添付する事はありませんでしたが、
宮崎で楽しい時間を共有した仲間感覚にも後押しされ、貼り出す事にしました。
さて、社長と息子さん二人の写真が入ったポスター型はとても珍しく、
FaceBook じゃないですけど、信頼度がUPします。たぶん・・・。
最初に見たときは、ついつい笑っちゃいましたけどネ・・・。
この様に池元が単独でポスターを製作するのは稀な事なのですが、
周知の通り、シラス不漁の影響で活鰻の高値が続いていますが、
結果、蒲焼店は昨年から幾度となく値上げを余儀なくされ、
業界紙等の情報では、当店の2倍以上の値上げに踏み切ったお店もあります。
しかし、蒲焼は売れていない様子。
加えてスーパーで並ぶ鰻の加工品も値上がりして売れません。
よって加工場は殆どストップしたままだったのですが、
ついに1,000円の値下げがなければ買わないという不買宣言の情報も出てきました。
そして6月を迎え・・・。
今冬1㌔250万円まで達したシラス鰻の新仔が~~~、ついに池揚げされます。
今まで強気の値上げを繰り返してきた中国・台湾サイドは、
この状況を鑑み慌てて少しだけ値下げ。でも、時すでに遅し・・・。
お客様の蒲焼離れも加速し、かなりの蒲焼専門店が閉店に追い込まれていますし、
専門店以外でも鰻の取り扱いを止めたお店も多い様です。
ま~値下げをしたといっても未だ国産の値段よりも高いままですので、
現在の流れを覆すにはほど遠いといったところです。
当店としては夏場に向けて更なる相場の値下げを期待したいところですが、
活鰻の値が下がるという事は蒲焼が売れていないという事になりますので、
何とも四面楚歌という雰囲気が漂ってきてしまいますネ~。
つまり、活鰻は絶対的には不足していますが、
”今現在” は相対的に充足しているって事になります。
> なんやヨ~分からんナ~!
話を続けます。
自分の目の届く限りでは、将来的に蒲焼専門店の新規参入は殆どありません。
若い人が何かと不安定で生き物を扱うキツイ仕事は選びませんので、
一旦お店が閉じてしまうと、
蒲焼専門店は数が減ったまま将来の担い手が居なくなります。
冷凍品を簡単に取り扱って蒲焼の商いをする事は可能ですが、
活鰻 + 井戸 + 炭火 + 専門店の4拍子が揃った真剣勝負の専門店でなければ、
これからの時代は早晩立ち行かなくなるのは目に見えています。
もしもそんな事になれば、ある程度の蒲焼専門店がなければ困る養鰻サイドは大変。
何故ならば、高い値段で活鰻を買ってくれるのは、唯一蒲焼専門店だからです。
以上を事柄を加味した上で考えるに、養鰻業者 ・ 鰻問屋 ・ 蒲焼専門店は、
今後ある程度の数を減らしながらバランスが取れた状態に落ち着くのではと・・・。
バランスが取れるとは、
今冬の様なシラス不漁の年でも、バカが付く程の高値にならない状態の事です。
> ほな、ここの店は大丈夫? 我の出るとこ無くならんように頑張って~ナ!
では、当店の状況はどうなのかと言いますと、多分に漏れず苦しい経営状態なんです。
しかし、変わらずお客様にご来店頂いておりますので、
毎日気持ちを引き締めて何とか頑張っています。
お客様にはこの場をお借りして、心より心より御礼申し上げます。 <m(__)m>
> ついでのお礼かいナ~
> そんでもって、お客さんが来てるのに何で苦しいん?
苦しい理由は、活鰻の値上がり分を当店の売値にそのまま転嫁していませんので、
鰻仕入の支払を済ませると、ワ~何でっ~て感じになっちゃってます~。
しかし、これ以上の値上げをしてお客様にお越し頂けなければ、
もっと大変な事になってしまいますから、ま~我慢のしどころですネ。
> そこまでバラしてええの?
勢いとはいえ、アレやコレや想いのままに書き込んでしまいました。
総て自分の ”ひとりごと” ですので、気に障られた方は何卒お許し下さいませ・・・。
> 今回は6回も登場さしてもろたんで~、満足やワ~!
夫 筆
今回は、当店から車で2時間半程の高峰温泉です。
小諸ICから車で30分程で、アサマ2000スキー場の中腹に位置する一軒宿です。
実はお店が2連休でしたので、前回紹介した2,000円プランのお宿が前泊でありました。
さて、こちらのお宿はお値段も手頃でお湯も良いですし内湯も充実しています。
そして、なんと言っても標高2,000mの露天風呂は魅力的ですネ~。
山間から小諸市街地を見下ろすって感じでお風呂を堪能できますヨ!
でも一緒に入れる人数は、写真の通り4人までが限界。
宿の混雑時には中々順番が回ってこないのではと思いますので、
空いている季節が良いかもしれません。
また、夜に開催される温泉療養講座なるものにも参加してみましたが、
面白かったです~。とっても参考になりましたし・・・。
しかし、トイレや洗面所が共同となっているのに加え、
廊下の音が筒抜けでお部屋に入って来る造りです。
登山や温泉が目的の方には良いのですが、
小さい子供さんがいらっしゃる方は、その点一考しなければなりませんかネ!
自分は部屋に居る時間より、湯殿に居た時間の方が長かったほどですので、
是非々また行きたいです。
> せやから~、我も連れてって~~~。
夫 筆
№181で紹介した、万座温泉のプリンスホテル・・・。
またまた万座温泉に行ってきました~。
> 先日、草津に行ったんとちゃうんか~!
仕事が終わってからですので、いつもの通り到着したのは10時過ぎですがネ~。
でも今回はプリンスのすぐ下にある万座高原ホテルです。
実は、素泊まりながら2,000円で泊まれるプランがあったんです。
何でも、この時期だけとか・・・。
とってもお得です~。
写真は夜の12時位の写真ですが、誰も居ないので写真撮りました~。
ここも露店風呂が売りなのですが、プリンスは景色で勝負って感じのお風呂。
万座高原ホテルは石庭風呂になっていて、趣向で勝負ってとこですかネ~。
露店風呂の前景はこんな感じですが、谷底に位置していますで景色は良くありません。
また、混浴となっていますので女性は湯衣を羽織っての入浴となります。
ご夫婦のお客様は皆一緒に入ってますので抵抗なく入れますけど・・・!
さて、万座高原ホテルはプリンス系列のホテルなのだと思いますが、
どちらのホテルに泊まってもお風呂は互いに自由に入れます。
素泊まり2,000円なら、プランが有るうちにもう一回行きたいですかネ~。
> 我も連れって~ナ!