というわけで、映画を見に行ってきました。
池袋の映画館に行ったが、周りを見回すと若い人ばかりだった・・。
こういうほのぼの系のアニメーション映画は、特に音響効果が凝っているわけでもないし(サラウンドしてもしかたないし・・)、映画館に行かないでテレビで放映するか、ビデオになるのを待つ方が良いかな、という気もする・・が、やっぱり映画館で見るのは良いものだ。知らぬもの同士、一緒に笑ったりはらはらしたり・・はこの映画ではあまりしないけど、ほのぼのしたり、というのは良いものだ。
今回も同じ列にいた女の子たちが賑やかで、ちょっとしたことに盛大に受けていた。邪魔だったという意味ではなく、そういうのもまた楽しい。
吹き替えは平成ムーミンに準じているのだと思うが、昭和ムーミンの声を聞き慣れた者が聞いても、違和感がない。唯一、リトルミーだけは昭和版が懐かしいな。
舞台の大部分はリビエラだが、街の様子、カラーはリゾートにふさわしい、明るく開放的な色合いだ。ノーブルな社交界の雰囲気も、ムーミン的な世界観の延長線上で、上手に表現されている。
内容についてはネタバレにならない範囲にとどめるが、観客は映画のストーリーを追ってやきもきするのではなく、この世界観に浸ることが楽しいのだろう。
終わった後で後ろの男の子が話していた言葉が印象的だった。「はらはらしないで見ていられる映画って、久し振りだ」
話しは飛ぶけど、「ダウントン・アビー2」も佳境に入っている。先日は舞台裏スペシャルで、後はクリスマス・エピソードを残すのみだ(NHKでは2回に分けて放送)。ベイツさんの顔の傷が気になる・。こちらの方ははらはらのし通しだ・・。