うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

アクリル

2017年11月12日 | アート・文化

久しぶりにキャンバスに絵を描いている。15年ほど前まで、油絵の教室に通っていたが、油は描きやすく発色が良い反面、廃油や道具の処理、清掃が難しい。非常に強烈ではないが、それなりに匂いもするので、狭くて気密性の高い家では気になる。前宅から引っ越すとき、とってあったぺトロール類、筆洗用油などはぜんぶ処分してしまった。

アクリルは油に準じて使えるが、独特の癖がある。油をやっている頃は、使い勝手が油とアクリルで混同しやすいので、余計使いにくかった。イラストボードに描くことがほとんどだったが、一度頼まれて、2m x 1mの絵を描いたことがあった。

色々な使い方ができるが、メーカーごとに特性も違うようなので、以前はなるべくリキテックスのものを中心に使っていた(もっとも、絵具箱を見ると、結構違うメーカーのものも使っていたみたいだけど)。今回画材屋さんに行って、絵具を追加購入しようとしたら、メーカー、ブランドの数が増えていて、それも見慣れないものが多くなっていて驚いた。リキテックスもあるにはあるが、ふだん使うのにちょうどいい20mlのものが、世界堂にもユザワヤにもなくて弱った。その上の60mlかな?のは売っているが、単価がぐっと上がるのでちょっと買いにくいですよね。。リキテックスに準じて使っていたホルベインは、リニューアルしたらしく違う意匠になっている。今日、現宅の近く(といっても、車で20-30分ほど)の画材専門店に行ったら、20mlのものが揃っていてほっとした。製品としては現行なのだろうから、大型店の品ぞろえがどうしてそうなっているのかは、よくわからない。絵描きさんは絵具をたくさん使うので20mlは売れないのだろうか。

発色や透明度など、絵具によってずいぶん違うので、慣れないとなかなか書き進められない。忘れてしまったことも多い。しばらくは試行錯誤が続きそうだ。

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