うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

NHK

2019年07月31日 | 日記・エッセイ・コラム
NHKは人気があるのか、嫌われているのか、よくわからない。僕も親も民放はあまり見なくて、親の車もラジオはだいたいNHK第一だったな。妹もそうらしくて、テレビの話とかすると珍しく話が合う。ふつうのひととテレビの話をすると、知らないドラマとかCMの話をされてひやひやする。。

クラシック系の番組はテレビ、ラジオ共にほぼNHKでないと視聴できない。とくにFMなどのラジオであれだけクラシック音楽が放送されるのは、世界でも珍しいらしい。

朝起きて「古楽の楽しみ」を聞き(さいきんは古楽の定義が広がったのか、ハイドンとかもかかったりする)、出かける直前に「クラシックカフェ」(月曜は「きらくら」)のさわりが聞ける。夕方病院に行く途中で「ベストオブクラシック」の、これまたさわりがきける。だいたい、番組冒頭に今日お送りする曲は何々です、とアナウンスされる。

家にいてCD棚を見ながら何か聞こうかいな、と思っても、さいきんはマンネリ化していて、ついバッハベートーヴェンショパンドビュッシーモーツァルトラヴェルの、棚から取り出しやすいCDをかけてしまう。我ながら発想が貧困だな、と思うことが多い。

その点、NHKだと、お!今日はグリーグか、成程ブラームスのVCなんて久しく聞いてないな、最後は第4番か・・とか、今朝はピエルネなんて聞けたりして、すごく刺激になる。。
現代音楽の番組だって、自分ではよほど色々動かないと聞けないものが、ラジオつけるだけで当代一流の作曲家のトークなんか聞けるんだから貴重。テレビでも昔のマタチッチが指揮するN響とかさらっと放送しているし。。
歌舞伎や能だって、頻度はとにかく見たければ見られる。たぶん一生劇場には見に行かないであろう、宝塚の舞台も見られる。ジャズのさいきんの新譜も聞けるし、ずいぶん減ったけどオペラも日曜の夜中にやってる(昔は毎週5時間ぐらいぶっ通しでやってたのにねえ)。

これから色々「改革」されて、こういう放送がなくなってしまったら、まあやっぱり昔はよかったねえ、と嘆くのだろうな。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする