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ニュースでは欧州大陸で再び感染が広がっていると報じられている。
終わったことにはできないのだが、コロナ禍も2年になるし、そろそろ何とかしてほしい、と思うこともぼちぼち出てきた。
電車の窓開け状態。
昔、冷房がなかったころ、夏は窓を開けるのが常識だった。春でも秋でも、必要に応じ適宜開け閉めしていた。
やがて冷房が普及し、窓開けに頼らなくても車内の温度調整ができるようになる。もともと夏は窓を開けても暑い風が入ってくるだけだったし、車内の換気も不均一で、女性などは髪が乱れたりと、必ずしも歓迎されることではなかったのだ。
冷房装置も進化して、細かな調整もできるようになったらしく、春秋、下手すると冬場でも上から涼しい風が送られてくるようになった。さらに一時期は通勤電車でも窓が開かないものが出てきたが、これは停電のとき困る(という事故があった)とのことで、後に改められた。
がともかく、コロナ前の常識では電車の窓は開けないのが基本になっていた。
僕の知る限り、一時期窓開けを推奨していたのは東日本震災後、電力節約が求められていた時期だ。あのときは蛍光灯の間引きとかもしていた。
今回のコロナ禍で、窓開けをするようになったのはかなり早い時期だったと記憶する。東京ではたしか20年3月ごろにはもう開けていた。何で覚えているかと言うと、その頃の雨の日に自宅に急いでいるとき、窓から雨が吹き込んできて閉口した記憶があるから。
降雨時の雨吹込みはその後もたびたび問題になっている。車両が使えなくなったケースもあるらしい。
窓開けは20年冬にも続けられていたが、今年の冬もつづけるんかな。
今日も夜、結構寒い思いして電車乗っていた。
風で車内がすうすうするのも、外の音がにぎやかに入ってくるのも慣れたといえば慣れたが、そろそろ何とかならんのか。
在宅勤務とオンライン会議。
このさきどうなっていくのかしらね。
9月ごろまでは週2回、在宅にしていたが、10月ごろからは1回ていどにしている。オフィスにいても、出社している人の数は増えてきている気がする。
海外ニュースを見ていると、諸外国では特に金融機関などで出社を推奨しているケースが多いようだ。アメリカでは夏頃からそんなニュースをやっていた。その後感染が再拡大してトーンが緩んだらしいが、やはり出社したほうが仕事の効率は良いとの認識らしい。
ロンドンでも社員の出社を推奨していて、出社した社員にボーナスを与えたり、ペット同伴を許可したりしている。
インタビューに応じた女性は、(ペット同伴で)この子と一日中過ごせるのは助かる、と言っていた。コロナ禍でペットを飼う人が増えた由。
一方東京ではオフィス賃貸料が弱含みだという。業種にもよるだろうし、職種による濃淡もあるだろう。感染拡大時には「密」にならないことは絶対的な正義だったが、それが収まってくれば集まるか分散するかは選択の問題になる。
どこで働くか、ということを多様性の観点で捉えられるなら良いが、「あいつは在宅勤務がおおい・・」と、仕事に対する評価の基準で捉えられることも、現実に起きているはずだ。
オンライン会議も、もとは対面の代替手段として捉えられていたが、これはこのまま定着しそうな気配がある。
位置づけとしては対面>オンライン(顔出し)>電話など>eメールという感じで序列に組み込まれそうだ。
距離的な面でコストが意識される会合は、オンラインで代替されるケースが増えてくるだろう。僕などはもともと出張はほとんどないけど、海外とのオンライン会議はけっこう多い。ちょっと前なら電話会議だったが、短期間で進化したことを実感する。
スターウォーズの元老院でしたっけ、ホログラムで会議するやつ。ああなるのももうすぐみたいな気がしますね。。