
正月の七福神めぐりは父が元気だったころからずっとやっていて、かれこれ20年ぐらいになるんじゃないか。
1月4日には町が主催するイベントが開催されるそうで、相当多数の人が参加するらしい。
そちらの方には行ったことがなくて、いつも三が日のいずれかの日に車で巡っている。
全行程13キロ程度らしく、自転車好きのグループの人たちが巡っているのもよく見かける。
このブログでは毎年書いているので、食傷気味かもしれませんが。

最初の巡地は法恩寺(恵比寿様)商売繁盛の神様

駅(越生駅)から最も近いところにある。

ここで写真を撮ると必ず色被りする。
とにかく、色が青くなるのだ。不思議と。

正法寺(大黒天)財宝招来の神様。
山を登ったところにある。こちらではいつも甘酒の接待にあずかる。とてもおいしい。

10年ほど前には小学生のお子さんが甘酒を配っていらしたが、その子たちも立派に成人したらしい。
あと、子犬がいたが、こちらも立派に成犬して、よく鳴いていた。ことしは見なかったな。。

でも、ネコがいた。

たいていここで、お昼になってお蕎麦屋さんに立ち寄る。
12年前も親とここにきて、お財布を忘れてきたことがある。
さいしょはどこでなくしたかわからなかったが、多分この蕎麦屋だろう、ということになり、ネットで連絡先を探した。
電話したら、預かっています、と言う。
翌日菓子折りを持って引き取りに行った。
それが縁というか、お店のおばさんは僕らの事をよくおぼてくれていて、年に一度行って挨拶してはおそばを食べる。
親はもう七福神全部巡れないので、昨日お蕎麦だけ一緒に食べに行って、帰ってきた。
七福神めぐり自体は今日ひとりで巡った。
つまり二度、町を訪れて巡っている。

弘法山(弁財天)音楽と弁才の女神
急坂を登ったところにあるが、駐車場から更に階段を登る必要がある。
毎年ほとんど人がいないのだが、今年はことのほか賑やかで、自転車組が階段で記念写真撮っていたり、境内にたくさんたむろしている人たちがいた。

ハイキングのコースのルートにもなっているらしい。ちょうど良い休憩場所なのかな。


最勝寺(福禄寿)幸福と長寿の神
全寺を通じ最難関というか、どうしても道順を覚えられない。
今回も一度間違えて、グーグルマップをナビにしたらまた間違えた。
グーグルマップはナビにはならない。人によるかもしれないが、役に立ったことがない。

ここで毎年土鈴を買います。
さいしょにかったのはうさぎの年で、以来ずっと買い続けて、とらが最後の干支になりました。
正確にはうし年には買えなかったので、ネットで買いました。
毎年住職さん?が応対してくれていたのですが、昨年はコロナの影響でやっていなかったのです。
今年は親の体調の話とか、いろいろ会話しながら、買い求めました。
お話好きの方のようです。

円通寺(寿老人)長寿の神
うめその梅の駅という、地域の特産品や土産物を売る施設があり、その奥に入ったところにあります。梅の駅に広い駐車場やトイレがあります。
土産物屋はあいにく閉鎖中ですが、自販機でコーヒー等は買えます。

今年の冬はことのほか寒いのですが、昨日今日は暖かいですね。

ただ、さすがに氷は溶けないですね。

全洞院(布袋尊)福徳円満の神
一時期閉鎖されたこともありましたが、今は住職さん?がおられます。
ハイキングコースではここが最終地になるのですが、うちでは毎年さきに行ってしまっています。
深い谷川を渡った先にあります。
境内の墓地に渋沢平九郎の墓があるそうです。
最初に訪れた法恩寺に埋葬された首と共に、お骨は後に谷中に移されているそうです。
昨年「青天を衝け」のラストのところで、ここ全洞院が紹介されているのを見ました。あれ、ここ知ってるじゃん、とか思ったのですが、お墓見ようと思って忘れてしまいました。。

これは全洞院の向かい側にある熊野神社です。
忘れた、といえば、七福神巡りの後、甥たちと会ったのですが、渡そうと思っていた成人祝いの袋を忘れてしまいました。七福神巡りのとき、帰りが遅くなったら直行しないと行けないと思い、鞄にいれてもって歩いていたのです。
思ったより早く帰宅したので、いったん袋をテーブルにおいて、忘れてしまった。
昨年も施設の大掃除日程を忘れて間違えた日に行ってしまいましたが、その後忘れ物の多さを指摘されて、以来どうも失敗が増えている気がしてなりません。
家で家事をやっているときも、あ、忘れたとかやっていると、それが累積してますます自信がなくなってくる。

物忘れの指摘って、若い人はともかく僕らは気をつけないといけませんね。すごく刺さる。それも、悪循環に陥る可能性がある。吃音の指摘と似ている面があるかもしれません。
たしかに未然に防ぐ工夫は必要ですが。

最後は龍恩寺(毘沙門天)財宝の神
全コースのなかで一番山奥にあります。


太田道灌(子)の墓があるということです。
いちおう行ってみるのですが、さすがに毎年来ているのであれですね。
平九郎の墓のほうがタイムリーですね。まあしかし別に。。
そういうわけでした。
ちなみに初夢は、なんか賞与査定かなにかの手続きで集まっているみたいなはなしだった気がする。まあ色々と、浮き世はありますわな。。
*追記:去年の記事を見返したら、去年は親とはいかなかったんだ。
かなり遅い時間に行ったので、寂しい感じだった。
1年もたつと大抵のことは忘れてしまう。。たまには昔の記事も見返しておかないとな。。