
先日から春告鳥の鶯が庭の花々をつつきに遊びに来ています、毎年楽しみな鳴き声。
鶯の色から例えた鶯色の食べ物は風流ですね、和菓子の鶯もちや鶯豆などがあります。
鶯豆に使う豆はグリンピース、これから旬です。
毎年必ず作るグリンピースご飯は、豆をたっぷり加えて昆布と粗塩、少々の酒と米油でシンプルに炊きます。
ミルクとグリンピースのポタージュも美しい、ご飯やパンのはし切れと一緒に炊いて、撹拌するとトロミが出て腹持ちも良くなります。
イタリア語でグリンピースをピゼッリと呼びます。
サヤから実を取り出した後、日本では捨ててしまう部分のサヤをイタリアのマンマやシェフ達は、スープで煮てピュレやソースにしたり、フリットなどの揚げ物にするなど調理しています。
グリンピースをサッと塩茹でし、バターとハーブで炒めて、茹で立ての平麺と合わせたパスタも豆とバターの香りが絡まって美味。
カロテン、カリウム、食物繊維が豊富で良質なタンパク質のグリンピースは、脾に優しく、余分な湿を排出します。
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