明日は雛祭りですね。
娘が小学生くらいの頃までは、毎年雛壇を飾ってお友達と楽しむ散らし寿司やハマグリのお椀、和菓子を作っていました。
きちんと正座をして貝合わせも楽しんでおり、微笑ましいものでした。
娘達は幼心に、ひな壇の美しさや日本の行事に関心を持ち、歴史的な背景に気を止めてあれやこれやと話に花が咲きます。
ささやかな事柄で良いので、次世代に伝わっていくことを願わずにはいられません。
平安時代が起源と言われる「貝合わせ」は、ハマグリの対になっている貝だけが合う性質を用いた遊び。
雅と言う言葉がピッタリです。
美しい絵柄のものや金銀に塗られたものなど多様にあり、とても日本的で優美なものです。
錦糸卵たっぷりの散らし寿司は幸福感があります、胡麻や絹さやの酢飯にのせるだけで、パッと華やぎます。
ハマグリを選ぶ時はツヤがあり程よい大きさで、口が硬く閉じたものにします。
ハマグリは旨みたっぷりなので、酒と煮るだけでなんでも美味しくなります。
タウリンが豊富、肝機能を向上させるのでお酒のお供にもおすすめです。
熱々のハマグリ椀に、熱燗の組み合わせを覚えると辞められませんね。
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