
タラバエビ科のボタン海老。
赤い斑点があり、牡丹の花のように見えることが名前の由来だそう。
深海に生息し、底引き網のみの捕獲なので、漁獲量が少なく希少価値が高いのです。
ボタンエビをたまに口にする事がありますが、小樽銀鱗荘さんのきらきら透き通るこのクラスのえびには、胸躍りました!
殻を持って帰りたいくらい美しい。
お味は、甘みもありますが、ぷりぷりコリっとする食感。
その他にいただいた、蟹やあわび、鰊のお料理もシンプルな食べ方、素材が良いのでパーンと嬉しい直球でした。
お料理をいただいた小樽の銀鱗荘は、高台にあって石狩湾や小樽全景をパノラマで見渡せます。
佇まいは凛としており、北の迎賓館の異名を持つのが頷けます。
館内も見事で、細部にまで贅を凝らした鰊御殿は、明治、大正の小樽の繁栄を表しています。
豪壮優美な温泉宿、小樽に来たらぜひのぞいてみて下さい。
窓から望む初夏の美しい景色もごちそうで、忘れられないひと時でした。
BY http://yumikoizawa138.jp/category/koyomi/