沖縄の代表野菜は、ほとんどが薬膳。
夏ならば、暑さに負けないように体の余分な熱をとったり、ビタミンCやカロテンが豊富、利水効果があるなど。
中でもゴーヤは特に上半身の熱を下に降ろし、クールダウンさせる効能があります。
頭がすっきりして、イライラ、ゆうつの改善によく、ビタミンCが豊富なので日焼けや風邪予防にも良いですね。
お隣の鹿児島県与論島の農家のおばぁは、種とワタを水でクツクツ煮て、お茶にしていました。
ビタミンやカリウムなどが含まれるので薬効がありそうです。
ワタはお味噌汁に入れたり、天ぷらにもするそうで、捨てるところはありません。
ゴーヤは薄切りにして塩もみし、ざっと水で洗って絞り常備しておくとお料理に展開しやすく便利です。
酢の物や和え物にもよいですし、ゴーヤのビタミンCは加熱しても損失が少なく、油との相性もいい。
豚肉などタンパク質と一緒に摂取すると、元気になれるだけでなくコラーゲンの生成を助け、美肌効果が高まります。
玉蜀黍・とうもろこ・トウモロコシ
とうもろこしは米、麦に並ぶ世界3大穀物の一つ。
糖分が高いので、エネルギーの補給源にもなります。
購入したら栄養価が急速に下がるので、なるべく早めに直調理しましょう。
毎年、生のトウモロコシを炊き込みごはんにしたり、かき揚げにするのが楽しみ。
今日は、飲むとホッとする、甘みを生かしたすっきりとした和風スープをご紹介します。
作り方は昆布を水につけておき、とうもろこしの実を削いだ後の芯と玉ねぎを入れて弱火にかけてフタをし、20分ほどゆっくり煮ます。
とうもろこしの実を加え、好みの加減に煮たらハンドミキサーで撹拌し、白みそを溶き入れる。
冷たく冷やすして、夏向きの冷製スープもいいですし、温かくても美味しいものです。
とうもろこしは利尿作用が高く、繊維も多いので便秘やむくみを改善します。
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