“Barolo Cascina Francia 1997” Giacomo Conterno –Piemonte
イタリアのワインの王様バローロ。最初はとっつきにくいというか、その本当の良さがわかりにくいが、イタリアワインの世界に入ってくると、やはりバローロはバローロ、となる。近年は、かなりモダンなバローロが出て、伝統的バローロは押される形になったが、やはり究極は伝統的なものだろう。伝統的バローロを古臭い、という人がいるかも知れないが、決してそんなことはない。決して飽きることがない。
バローロなので、品種は当然ネッビオーロ100%。
色は全体がガーネット色で、爪はオレンジ色がかる。バローロは色素が濃くないので、透明感あり。おかげで光沢が良い。
香りは、一瞬、梅の香り。そして、かなり甘い。しかし、べたっとした甘さではなく、上品でほのかな心地よい甘さである。他は、バルサム臭balsamico、スパイス臭、腐葉土が出て、そこに、カモミールのような香りとミント風の刺激がやや混じる。
味は、ボディがあり、酸がきれい。ボディは、ブルネッロのようなどーんとしたものではなく、いかにもバローロらしい上品さを伴う。タンニンがエレガントで、質が良い。味の強さも程よく、後味が心地よく、長く続く。とてもきれい。
1997年はかなり暑かったので、これだけ甘い感じが出ているのだろうか。
。。。1996年が飲みたい。
イタリアのワインの王様バローロ。最初はとっつきにくいというか、その本当の良さがわかりにくいが、イタリアワインの世界に入ってくると、やはりバローロはバローロ、となる。近年は、かなりモダンなバローロが出て、伝統的バローロは押される形になったが、やはり究極は伝統的なものだろう。伝統的バローロを古臭い、という人がいるかも知れないが、決してそんなことはない。決して飽きることがない。
バローロなので、品種は当然ネッビオーロ100%。
色は全体がガーネット色で、爪はオレンジ色がかる。バローロは色素が濃くないので、透明感あり。おかげで光沢が良い。
香りは、一瞬、梅の香り。そして、かなり甘い。しかし、べたっとした甘さではなく、上品でほのかな心地よい甘さである。他は、バルサム臭balsamico、スパイス臭、腐葉土が出て、そこに、カモミールのような香りとミント風の刺激がやや混じる。
味は、ボディがあり、酸がきれい。ボディは、ブルネッロのようなどーんとしたものではなく、いかにもバローロらしい上品さを伴う。タンニンがエレガントで、質が良い。味の強さも程よく、後味が心地よく、長く続く。とてもきれい。
1997年はかなり暑かったので、これだけ甘い感じが出ているのだろうか。
。。。1996年が飲みたい。