“ Brunello di Montalcino 2001” Biondi Santi -Toscana
ブルネッロと言えばビオンディ・サンティという時代は終わったが、ブルネッロを生み、ブルネッロの歴史を作り、今でも伝統を堅く守っているワイナリーと言ったらビオンディ・サンティ以外ない。
かなり昔、ワイナリーを訪れたことがあるが、当時は、モダン、ステンレス、バリックなどの言葉がワインの品質の証のような時代だったこともあり、なんだか時代錯誤的な印象を持った。しかし、その後、伝統、セメントタンク、大樽などの言葉が汚名を挽回し、無事に復活したが、ビオンディ・サンティはこれらのどれも守り続けた。
ビオンディ・サンティのブルネッロは、いまだに、セメントタンクでの発酵、大樽のみの熟成36ヶ月である。
品種は、当然、ブルネッロ。つまり、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%。
このブルネッロは、既に2回飲んだ。2001年は、トスカーナは当たり年である。
色は、薄め、ガーネット色で、昨年は爪のオレンジ色はまだ出ていなかったが、今回はうっすらと縁がオレンジがかる。透明感良しで、光沢がきれい。
香りは、かなり厳しい香り。堅い印象。タバコ(黒)、プルーン、腐葉土、などの香りに加え、柑橘系が混じり、柑橘の皮、柑橘系の木のような香りもある。もちろん、閉じてはいるが、香りの強さはさほどでもなく、エレガント系。香りの変化はやや少ない感じがする。昨年は、フルーツの香りが比較的強かったが、今回はスパイス系が強い。
味は、酸がすぐに出る。そして、タンニン。ボディはほどほどで、今時のブルネッロに比べるとちょっと弱い感じ。タンニンの印象がやや弱く、味の強さがほどほどで、後味がやや細めに続く。昨年は、タンニンがエレガントだが、もう少ししっかりしていた印象。
1年でやや変化が見られるのが面白い。
ブルネッロと言えばビオンディ・サンティという時代は終わったが、ブルネッロを生み、ブルネッロの歴史を作り、今でも伝統を堅く守っているワイナリーと言ったらビオンディ・サンティ以外ない。
かなり昔、ワイナリーを訪れたことがあるが、当時は、モダン、ステンレス、バリックなどの言葉がワインの品質の証のような時代だったこともあり、なんだか時代錯誤的な印象を持った。しかし、その後、伝統、セメントタンク、大樽などの言葉が汚名を挽回し、無事に復活したが、ビオンディ・サンティはこれらのどれも守り続けた。
ビオンディ・サンティのブルネッロは、いまだに、セメントタンクでの発酵、大樽のみの熟成36ヶ月である。
品種は、当然、ブルネッロ。つまり、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%。
このブルネッロは、既に2回飲んだ。2001年は、トスカーナは当たり年である。
色は、薄め、ガーネット色で、昨年は爪のオレンジ色はまだ出ていなかったが、今回はうっすらと縁がオレンジがかる。透明感良しで、光沢がきれい。
香りは、かなり厳しい香り。堅い印象。タバコ(黒)、プルーン、腐葉土、などの香りに加え、柑橘系が混じり、柑橘の皮、柑橘系の木のような香りもある。もちろん、閉じてはいるが、香りの強さはさほどでもなく、エレガント系。香りの変化はやや少ない感じがする。昨年は、フルーツの香りが比較的強かったが、今回はスパイス系が強い。
味は、酸がすぐに出る。そして、タンニン。ボディはほどほどで、今時のブルネッロに比べるとちょっと弱い感じ。タンニンの印象がやや弱く、味の強さがほどほどで、後味がやや細めに続く。昨年は、タンニンがエレガントだが、もう少ししっかりしていた印象。
1年でやや変化が見られるのが面白い。