在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Il top delle guide ristoranti 2016 レストランガイドトップ 2016

2016-04-13 14:54:24 | レストラン
Civiltà del bere: il top delle guide ristoranti 2016

ヴィニタリーに行くと必ず買うものがある。



Civilta’ del bereの2冊の小雑誌。

雑誌自体は滅多に買わないが(ごめんなさい)この2冊だけは欠かせない。
vinitalyにたまたま行かなかった年は買わないが、そういう年はわずかなので、わずか抜けている他、2000年代の最初のころの号から捨てずに持っている。
(興味がある方は個人的にご連絡を。また毎年ではないけれど、過去何度かアップしています)

年鑑本が流行りの昨今、ワインに関しても、レストランに関して、ガンベロだのいろいろ買っていた時もあるが、もう面倒くさいので買わない。
これを見ればある程度がわかるからである。

この2冊とは、

Il Top delle guide vini 2016
Il Topo delle guide ristoranti 2016

ミソは、ワイン、レストランのトップではなく、ワイン「ガイド」、レストラン「ガイド」のトップ。

つまり、ワインとレストランの年鑑本の結果を集計してしまう、というコンセプト。



特にワインの方は若干無理があるが、レスランの方は使いやすい。
これ1冊で本当に足りてしまう。

さて、まずはレストランから。

年によって微妙に変わるが、今年は5冊の年鑑本を集計。
5冊は以下。

ミシュラン Michelin
エスプレッソ Espresso
トゥーリング Touring
ガンベロ・ロッソ Gambero Rosso
イデンティタ・ゴローゼ Identita’ Golose



各本とも、採点の仕方は違うので(星やら点数やら。。。)、それを無理やり集計するとことも面白いのだが、その集計方法は以下。

さて、1位に輝いたのは。。。。。当然、フランチェスカーナOsteria Francescana。世界、トップランキングの上位3位を占めるくらいのレストラン。



以下は、こちらを。



今年は674位までが掲載されている。

各週別、各県別リストもあり、また、住所と電話番号も最後にリストされている。
各レスランの説明やおおよその値段などの記載は全くないが、あとは調べればいいこと。

超豪華ディナーを希望なら順位が上のレストランを。
値段ほどほどでオススメは500、600位台。

Vinitaly 来年は 3月26-29日

2016-04-13 11:10:32 | イタリア・ワインABC
今年のヴィニタリーが終わった。



と言っても今日が最終日なので、まだヴィニタリーは続いている。
ただ、最終日になると午後15時くらいから閉めてしまうスタンドが出てくるので、最後の数時間は開店休業、というとオーバーだが、そうとも言える状態になってくる。そこで、今日の午後、いつもの上映会があるため、4日をやめて3日間。

スタンドが時間(終了18時)より早く閉めてしまうというのは、日本では考えられないだろう。
そんなスタンドがあったら「時間内に行ったけれど誰もいなかった」とクレームになりそう。。。。
いや、その前に、主催者からの注意事項として「ちゃんと時間を守ってください」と注意書きがあるだろう。

なお、こちらもいい加減、イタリア人たちと行くようになってから、朝早くから行くことはなくなったが、昔、日本人同士で行っていた時は、オープン時間(9時30分)前には必ず着いていて、オープンと同時には入ったものだが、早朝もまだ閉まっているスタンド多数。
当然、スタンド関係者は早めに入れるのに、早めに入り準備万端入場者を待つ、というスタンドはそう多くはない。(笑)

こういうところがイタリアの可愛いところであり、困ったところでもあり、イラつくところでもあり、しかし、愛せるところ。

さて、今年の開催は4月だったこともあり(予想に大きく反して)天気に恵まれ、暑いくらいだったが、来年は3月の終わり。
会わない人には絶対に合わないが(当たり前)ふっと、懐かしい人に出会えたりして、そんな時がとても嬉しい。

2017年は3月26日から29日。
いろいろ批判はあれども、やっぱりやめられない。
一度もいらしたことのない方は是非どうぞ。

ヴィニタリー良いとこ一度はおいで

来年ぜひお会いしましょう。