“Barbaresco Rabaja 2006” Giuseppe Cortese –Piemonte(点数8.5+)
バローロとバルバレルコの、毎年恒例で開かれている試飲会がある。
ベネト通りの終りのホテルの屋上で開かれ、会場の外に一歩出ると、素晴らしい眺望が開けている。
さて、今年は、なぜか立て続けに同じような試飲会がイタリア・ソムリエ協会で開かれたためか、いつもより人の入りが少ない。
しかし、どんなに多くても、なかなか良い軽食も出るし、しばらくすると、軽食を求めてみんな外に出てしまうから、たいてい、ワインの並んでいるホールはがらーんとしてしまう。
ワイン好きにとってはうれしい限りだ。(食べ損ねる可能性はあるが…)
クネオ市の商工会議所主催の試飲会なので、一応招待状がないと入れない。
招待状をもらうのは、関係者ということになるはずだが、なんだか、いつも、食事目当てに来ている普通の人が非常に多いような気がする。(普通の人かそうでないかは基本的にグラスの持ち方でわかる。)
バローロとバルバレスコと言っても、全てのワイナリーのワインが出ている訳ではない。
ガヤや、たとえばマスカレッロ、カペッラーノなどは出ていない。
そして、各社1種のみとなっているので、ベースを持ってくるところ、何種かのクリュのうちの1種を持ってくるところ、いろいろバラバラである。
共通しているのは、ヴィンテージ。
今年のバローロは2005年、バルバレスコは2006年であった。
時間に限りがあったし、ちょうど来ていた、有能若手ワインジャーナリストのアルマンドに注目ワイナリーを聞いた。
もちろん、有名どころ、知っているところもあったが、全く聞いたことのないところ、飲んだことのないワイナリーもあった。
このワイナリーは、そのうちの一つである。
なかなか地味、というか渋いラベルである。
かなりきれいにほんのりとアニマル臭が出ていて、エレガント。
アニマル臭というと、エレガントからは遠ざかってもおかしくないわけだが、逆。
葉巻たばこなどのスパイス、ドライのスミレとバラ、フルーツは小さな森の木の実、熟したフレッシュなのもにコンフィが混じるくらいで、奥行きがある。
酸味が優しく広がり、タンニンがきれいで、程良い渋みがある。タンニンの質はもちろん良い。
持続性もよく、フルーツの後味がとても心地よい。なかなやるねー、という感じであった。
バローロとバルバレルコの、毎年恒例で開かれている試飲会がある。
ベネト通りの終りのホテルの屋上で開かれ、会場の外に一歩出ると、素晴らしい眺望が開けている。
さて、今年は、なぜか立て続けに同じような試飲会がイタリア・ソムリエ協会で開かれたためか、いつもより人の入りが少ない。
しかし、どんなに多くても、なかなか良い軽食も出るし、しばらくすると、軽食を求めてみんな外に出てしまうから、たいてい、ワインの並んでいるホールはがらーんとしてしまう。
ワイン好きにとってはうれしい限りだ。(食べ損ねる可能性はあるが…)
クネオ市の商工会議所主催の試飲会なので、一応招待状がないと入れない。
招待状をもらうのは、関係者ということになるはずだが、なんだか、いつも、食事目当てに来ている普通の人が非常に多いような気がする。(普通の人かそうでないかは基本的にグラスの持ち方でわかる。)
バローロとバルバレスコと言っても、全てのワイナリーのワインが出ている訳ではない。
ガヤや、たとえばマスカレッロ、カペッラーノなどは出ていない。
そして、各社1種のみとなっているので、ベースを持ってくるところ、何種かのクリュのうちの1種を持ってくるところ、いろいろバラバラである。
共通しているのは、ヴィンテージ。
今年のバローロは2005年、バルバレスコは2006年であった。
時間に限りがあったし、ちょうど来ていた、有能若手ワインジャーナリストのアルマンドに注目ワイナリーを聞いた。
もちろん、有名どころ、知っているところもあったが、全く聞いたことのないところ、飲んだことのないワイナリーもあった。
このワイナリーは、そのうちの一つである。
なかなか地味、というか渋いラベルである。
かなりきれいにほんのりとアニマル臭が出ていて、エレガント。
アニマル臭というと、エレガントからは遠ざかってもおかしくないわけだが、逆。
葉巻たばこなどのスパイス、ドライのスミレとバラ、フルーツは小さな森の木の実、熟したフレッシュなのもにコンフィが混じるくらいで、奥行きがある。
酸味が優しく広がり、タンニンがきれいで、程良い渋みがある。タンニンの質はもちろん良い。
持続性もよく、フルーツの後味がとても心地よい。なかなやるねー、という感じであった。