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最近またもや乱読スランプに陥っている。
こういう時は映画チャンネルも見ないから不思議だ。
こういう怠惰を打破したいものだ。
話は変わるが、最近のこと。
欲しかった雑誌があったが、近くの本屋には無い。
それならばと、楽天 残三册を信用して、注文。ところが後日、先方からのキャンセル通知。
飛ぶように売れている。
仕方がないので、先日松竹座に行った際、大阪あちこちの書店を駆け回る。
購入すること、三冊。
書店。
奈良に住んでいるわたしにとって、これがまた楽しくて仕方がない。
家族もわたしも自分の世界に没頭。
本屋に行くと別コーナーを物色し、お互いに何冊かの本を手にして、いざ!レジへ。
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まずが雑誌。堂々たる名高い『群像』
ブログを楽しませていただいている方^^が新人賞を受賞された。
それも、評論文。すばらしい!
購入後、何度か読ませていただいた。
まず表題が的確で、中味を方向つけるうまさ。
あらためてこの方の、そして この評論文のすごさがわかった。
ブログも面白いが、真剣に書かれた評論文は優れたものだと感じた。
もう一度、メモをとりながら、読もう。
『群像』新人賞受賞発表
2010年6月号 講談社 980円
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/21/191ffc78c72e3d3ba34f949c4e222166.jpg)
二冊目はまたもや イラン関係の本。
イランの本はいろいろわたしなりに読み、このブログでも多く記録してきた。
が!この本も、面白そうだ。
タイトルは『イランとイスラム 文化と伝統を知る』
イスラム、うん!なんか、そそるじゃないですか。
十八名の研究者がそれぞれ専門分野で執筆されており、ありがたいことにその読み進め方まで書かれている。
あ、これって一般人のわたしでも楽しめる本なんだ。
古代宗教、神秘主義、歴史、文学、祭や習俗、ファッションチェック、ナショナリズムまで幅広く取り上げられた本書を買わない手はない。
本書をぱらぱらとめくると、確かに、
悪魔、ゾロアスター教、古代、多民族、宮殿、イスラム思想、神秘文学論、精神的、
詩人、聖地、「蛇と男」、イラン女性、ストリートファッション、パーソナリティ・グラフ、
ホークロア、演技担ぎ、呪い、護符、妖怪、民間信仰・・・このあたるわたしの好きな民俗学関係
絨毯、叙事詩、ホセイン、シーア派、儀礼、王家、『王の書』、『英雄の書』、
イスラムのイラン化、ハーフィズ,『カルバラーの悲劇』、行事、『ターズィイエ』 などなど。
ストリートファッション、パーソナリティ・グラフはまさにファッションの好きな女性にもぴったり。
そういうと最近はイスラム化粧(特に目)は日本でも流行っているし、ここに年ばかり中東で流行っていた青年のヘヤースタイルも去年辺りから日本に入ってきたよ。
バッチリ、写真満載だから、それらも参考になるな。
みんながそれぞれに興味のある箇所を楽しめる良書だ。
さ、今日も続きを読もうっと。
『イランとイスラム 文化と伝統を知る』
春風社 2500円(税込 320ページ
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そしてでました。三冊目は久々、加門七海さんの登場。
加門七海さんは昨年何冊か楽しんだが、衝動的に手にしたのが『鳥辺野にて』
乱鳥が『鳥辺野にて』ですよ。
何を期待しているのでしょうか。
怖いことはうっちゃって下さいね!恐がりだから、わたし。
『鳥辺野にて』 光文社文庫 267ページ 514円
嬉しいな、久しぶりに通販ではなく、本屋で本を買ったよ。
京都や大阪に行った時の楽しみの一つだな。