池田文庫
池田文庫を訪れる。
資料閲覧者はいない。
中には係員がお一人ではさみを持って何か作業をなさっていた。
資料室を見たかったが、階段は棒で塞がれている。
尋ねるのはおこがましいので、静かにその場を去った。
残念だなぁ。
歌舞伎関連の資料が多いはずなんだが、残念だなぁ…。
池田文庫公式HP
Oh! 何と☆
昨年、池田文庫では次のような資料展が開催されていたらしい。
当代(十五代目)仁左衛門丈より池田文庫に寄贈されたという、十三代目片岡仁左衛門丈 嵐璃寛関係の資料だとさ@@
見そびれた! ><::
池田文庫公式HPより引用▼
第79回
十三代目片岡仁左衛門旧蔵 嵐璃寛関係資料展
平成22年4月16日(金)~5月30日(日)
平成21年1月に、十三代目片岡仁左衛門丈(平成6年<1994>没、以下「十三代目」とする)が守り続けられた嵐璃寛関係の資料が、当代(十五代目)仁左衛門丈より池田文庫に寄贈されました。
三代目嵐璃寛・四代目嵐璃寛を描いた極美の大量の錦絵をはじめ、明治初年の歌舞伎番付、これまで知られていなかった二代目嵐璃寛の一代記『橘草紙』(写本)、顔見世で贔屓連中と行う「手打の儀式」に使用されたと思われる拍子木、十三代目も使用したと伝わる五代目嵐璃寛の姿見等を、十三代目の十七回忌でもある本年、お披露目する運びとなりました。
代々の片岡仁左衛門と嵐璃寛は深い縁がありました。三代目嵐璃寛と八代目片岡仁左衛門の妻女が、ともに初代中村歌六(安政6年<1859>没)の息女であり、この時から親戚の関係にあります。千代之助時代の十三代目は五代目嵐璃寛をたいへん慕っていたそうです。五代目嵐璃寛が大正9年<1920>に没した後、そのご遺族より十三代目に託された資料です。
なお、今回の展示では「嵐」の姓を名乗った近代の名優も併せて回顧します。寄贈された嵐璃寛関係の資料を中心にしつつ、文庫所蔵の他の資料で補い、江戸時代から今日までの「嵐」の流れも紹介していきます。
展示期間
:平成22年4月16日(金)~5月30日(日)
★前後期で一部展示替え 5月8日(土)より後期
開館時間
:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
:月曜日(但し5/3は開館)、5/6(木)、5/7(金)
観覧料
:200円
展示品
:嵐璃寛の錦絵、姿見、拍子木など十三代目仁左衛門旧蔵資料ほか