古今和歌集8 巻第十六 恋歌より紀貫之 (五首) 834 838 842 849 851
「古今和歌集」 巻第十六 哀愁歌より紀貫之(834 838 842 849 851)
(日本古典文学大系8をうつし書きます)
日本古典文学大系8
新日本古典文学大系5
「古今和歌集」 巻第十六 哀愁歌 紀貫之は五首。
834 838 842 849 851
「古今和歌集」 では哀愁歌は巻第十六だけです。
古今和歌集 巻第十六 哀愁歌834
あひしれりける人の身まかりにければよめる きのつらゆき
夢とこそいふべかりけれ 世の中にうつゝある物とおもいけるかな
古今和歌集 巻第十六 哀愁歌838
つらゆき
あすもしらぬ我身とおもへどくれぬまのけふはひとこそかなしかりけれ
古今和歌集 巻第十六 哀愁歌842
おもひに侍りけるとしの秋、山げらへまかりくるみち
にてよめる つらゆき
あさ霧のおくての山田 かりそめにうき世の中をおもひぬるかな
古今和歌集 巻第十六 哀愁歌849
ふぢはらのたかつねの朝臣の身まかりての又のとし
のなつ、ほとゝぎすのなきけるをきゝてよめる つらゆき
ほとゝぎすけさなくこゑにおどろけば 君にわかれし時にぞありける
古今和歌集 巻第十六 哀愁歌851
あるじ身まかりける人の家の梅の花を見てよめる つらゆき
色もかもむかしのこさににほはども うへ(ゑ)けんひとのかげぞこいしき
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