『タビリエ 京都』 JTBパブリッシング 2006年に「よろしゅうおあがり」という京のおばんざいでお教室が載っていた。
説明には 次のように間違ったことばの使い方が記されていた。
【「いただきます」と合掌すれば、おかあさんが「よろしゅうおあがり」とうながしてくれる】
これは違う。
わたしの父は生粋の京都人だったが、毎日お食事のあとに声をかけてくれた「よろしゅうおあがり」がなつかしい。
「ごちそうさまでしたぁ」
「よろしゅうおあがり」
「ごちそうさまでしたぁ」「よろしゅうおあがり」はわたしのこころにとけこんだことば。
『京鹿子娘道成寺~道行より鐘入りまで』
出演:尾上菊之助 尾上松也 尾上右近 市川男寅 坂東小吉 市川團蔵 澤村田之助
2011年(全2話)
71分
カラー
女方舞踊屈指の大曲『京鹿子娘道成寺』を華やかな菊之助の白拍子で。 春爛漫の道成寺。鐘供養が行われているところへ、花子を名乗る白拍子がやって来て鐘を拝みたいと申し出る。所化たちは、法要の舞を舞うのであればと承知して、花子は舞い始めた。しかし艶やかな踊りを披露するうち、みるみる形相が変わり、やがて花子は鐘の中に飛び込んでしまう。実は白拍子とみえたのは、叶わぬ恋の恨みから熊野詣の僧・安珍を焼き殺した清姫の亡霊であった。 (2011年/平成23年11月・新橋演舞場)
尾上菊之助さん、太られたのでしょうか?菊五郎さんとそっくりになってこられました……。
舞妓はんみたいにかわいい『京鹿子娘道成寺』でした……。
『仮初の傾城・お祭り』
出演:中村時蔵 坂東三津五郎
2004年
35分
カラー
『仮初の傾城』は夢から覚めた傾城が舞うという趣向で、傾城の華やかさと薄情な男を恨む思いをしっとりと見せる舞踊。時蔵が傾城の鷹揚さと艶やかさを風情豊かに舞って見せる。 『お祭り』は赤坂の山王日枝神社の山王祭を舞踊化したもので、粋でいなせな金棒引の鳶頭が江戸っ子の心意気を踊る。「申酉の」という歌詞で始まるので通称「申酉」とも呼ばれる。三津五郎の鳶で、粋ですっきりとした踊りをご覧頂く。 (2004年/平成16年2月・歌舞伎座)
中村時蔵さん『仮初の傾城』坂東三津五郎さん『お祭り』をみた。
時蔵さん、手のこなしが最後まで形をつくり続けられ、美しかった☆
バレエの吉田都さんの手は最後の最後の最後まで演じ続けられ、次の曲に続けられるが、バレエと歌舞伎の違いは別として時蔵さんの手もそれに近い。
時蔵さん、芝居もいいけど、踊りもいいわぁ~☆
もちろん、三津五郎さん。あったりまえに
続けて中村勘三郎さんの踊りや摺り足もみたくなった。今、どうなさっれるのかしら?よくなられることを心から願っています。
あはは
衛星劇場、9月初っぱなは舞踊の日だったね☆
『誘惑者』
監督:長崎俊一
脚本:中島吾郎
出演:秋吉久美子 草刈正雄 原田貴和子 礒部勉 内藤剛志 芹明香 黒沢清 石橋蓮司
1989年
フジテレビジョン
109分
カラー
二重人格の心を持つ女を巡って現代社会の病的心理をサスペンス・タッチに描く 第3回東京国際映画祭さくらシルバー賞受賞
精神科医・外村のもとにある日、一人の女が訪ねてくる。同居人のことで悩んでいるという彼女に興味を持った彼は、彼女に接近。やがて彼女が完璧な二重人格者だとわかるのだが…
秋吉久美子さんが好きなので、『誘惑者』をみた。秋吉久美子さんはうつくしい!
草刈正雄さんが出ておられた。彼のイメージはこどもの頃みたCM MG5。
精神科医というイメージがピンとこないが、美男美女と言う点において秋吉久美子さんにはお似合いなのかもしれない。
原田貴和子さんというきれいな方が出ておられたが、調べてみると原田知世の実姉らしい。
内藤剛志さんや石橋蓮司さんのお顔を見て、なぜかしらん、ほっとした。
石橋蓮司さんが画面に映ると、場面が重厚になった。