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午前中、奈良の古文書を使用しての、Y先生の二時間の講義を聞く。
色々と興味深い内容が多かったが、中でも「当道座」の一連の流れは詳しく説明される。
歌舞伎演目の『あんまとどろぼう』の意味合いが、一層理解できたのはありがたい。
江戸時代には視覚障害者においてだけとはいえ、環境が整っていたのは良いことだ。
座頭には「◯◯市」と言った名が多いが、「座頭市」では意味をなさないといったY先生の言葉にほくそ笑む。
「古手」「古鉄」「古道具」などの三商売や 【某寺】の説明はすこぶる詳しい。
他にも「赤坂」と言う地名、 「御林」の「御」の意味、 「頼母子講」「相続講」など、後々何かで役に立ちそうな内容が多かった。
講義後、Y先生に◯◯楽の舞台があることを教えていただく。
Y先生は◯◯楽もご研究されていたということで、伝統芸能に僅かばかり関心のあるわたしにとっては心強く感じた。
貴重な興味深いお話をありがとうございました。
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