乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

Y先生 講義     「当道座」などの興味深いお話を聴く。   

2011-10-14 | 民俗考・伝承・講演




 午前中、奈良の古文書を使用しての、Y先生の二時間の講義を聞く。

 色々と興味深い内容が多かったが、中でも「当道座」の一連の流れは詳しく説明される。

 歌舞伎演目の『あんまとどろぼう』の意味合いが、一層理解できたのはありがたい。

 江戸時代には視覚障害者においてだけとはいえ、環境が整っていたのは良いことだ。

 座頭には「◯◯市」と言った名が多いが、「座頭市」では意味をなさないといったY先生の言葉にほくそ笑む。

「古手」「古鉄」「古道具」などの三商売や 【某寺】の説明はすこぶる詳しい。

 他にも「赤坂」と言う地名、 「御林」の「御」の意味、 「頼母子講」「相続講」など、後々何かで役に立ちそうな内容が多かった。



 講義後、Y先生に◯◯楽の舞台があることを教えていただく。

 Y先生は◯◯楽もご研究されていたということで、伝統芸能に僅かばかり関心のあるわたしにとっては心強く感じた。

 貴重な興味深いお話をありがとうございました。




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