MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

帰り間際に、新(?)雄がホバリング

2019年06月12日 | カワセミ

「今日は何かありそうだ。」と思っていました。

と言うのは、待機中に空中から“鳥の糞の直撃を喰らったからです。

おかげで“帽子”“上着の左袖”“ズボンの右太股”3カ所が汚れてしまい、腹の立つこと…。(-_-;)

文句を言いたくても相手は無し。

これは開き直って『運が付いているんだろう』とでも思うしか無いですよね。

 

“最近、カワセミは不調”との情報を得ていたので、今日は初めから池に出勤。

それでも朝一に雌が登場。

北東側の小池からお立ち台へ。

撮影機材:EOS-1DX + EF 400mm 1:2.8 L IS Ⅲ USM + EF1.4×Ⅲ

6時42分 いつもとはちょっと違うところにとまりました。 ISO800  1/1000  f/4.5

飛び込むかと思いきや、水面スレスレでUターン。

結局、雌はこの後姿を見せませんでした。

 

このまま時間が経ち、8時頃に突然“記念樹”の下から“ボチャン”と言う音が。

そのままカワセミはドーナツ池へ入ったまま出てきません。

再度様子を見に行ったら、記念樹裏の桑にとまっていました。

8時19分 おや?これはいつもの雄じゃ無いですね。 ISO800  1/1250  f/5.6

足も黒いので、まだ若い雄のようです。

この後、一度ここを離れてから、お立ち台にやって来ました。

お立ち台から私のいる方向に向かって飛び出し。

8時42分 こっちに飛ばれると撮れないんだよね~。 ISO400  1/1250  f/5.6

やはり飛び込みは捕らえられず、ガックリ!

カワセミ君は池を離れて何処へ…?

川にいた常連さん達もこちらへ移動してきましたが、肝心なカワセミは声も聞こえず時間だけが過ぎるばかり。

2時間音沙汰無しで早朝組はそろそろお帰りタイムになりました。

私も諦めて駐車場から車を公園に移動して池に戻ると、殆どの皆さんは引き上げていましたが、Onさんともう一名、カメラをピラカンサとは逆方向に向けています。

「どうしたの?」と私。

「雄の幼鳥が来てる…。」とOnさん。

見ると川側の堰堤に若雄が下を向いて獲物を狙っています。

急遽、カメラを移動。(片付ける前で良かった~。)

10時59分 確かに目の大きな若雄です。 ISO1250  1/1250  f/5.6

飛び込んで上のヤナギに。(飛び込む場所は下草の後になってしまうので撮れません。)

11時06分 なかなか美形ですね~。 ISO1250  1/1250  f/5.6

飛び出したと思ったら、突然ホバリング。

「うそっ、こんなところで!」

意表を突かれて、ホバリングボタンに指がかからず、ピンも抜けて痛恨のミス!

それでも、雰囲気からしてまだホバりそうです。

 

次も予想通りショートホバ-。

何とか1枚だけゲット。

 

11時07分 バックはイマイチだけど、カワセミの形はまずまずでした。 ISO400  1/320  f/5.6

 

さらに続けてもう1回。

今度は長めのホバリングでした。

11時09分 10連写の内3枚  ISO250  1/320  f/5.6 

 

この若雄君、お立ち台も含めて色々なところにとまるし、ホバリングもするし、オマケに魚捕りもかなり上手です。

世代交代で、この池の縄張りを取ってくれると嬉しいのですが、こればかりは…。

でも今日は久しぶりに428を持ち出して正解でした。

やはり“運”が良く、“ツキ”があったんですね。(^^;)ゞ

 

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狭山丘陵の昆虫達【テングチョウ】

2019年06月09日 | 昆虫

梅雨入り、しちゃいましたね~。

今週は木曜くらいまでフィールド撮影は難しくブログの更新が出来そうに無いので、3日前(6日)に撮った分で繋ぎにしたいと思います。

 

この日に目立ったチョウも、やはり『テングチョウ』でした。

撮影機材:OLYMPUS E-M5 MarkⅡ + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm 1:4.0-6.3

翅の表側はこんな感じなのですが。 ISO400  1/1000  f/5.6

地味な裏側は個体によってかなり違います。

例えば…。

こんなのとか…。 ISO1000  1/1000  f/5.6

こんなのとか…。 ISO1000  1/1000  f/5.6

まだ色々いますがキリが無いので。

名前にある『テング…』の由来は頭部を見てもらえれば、解ると思います。

 

この日は今年“お初”の蝶を見ることもなく終わってしまいました。

『ウラギンシジミ』これも名前通りの姿ですね。 ISO1000  1/2000  f/6.1

翅の表にちょっとだけオレンジ色が見えているので、雄の個体です。(雌は白色です。)

 

吸蜜に飛び回っている『ナミアゲハ』がいました。 ISO400  1/1250  f/5.6

食事に忙しい時は割と近くによっても逃げません。

 

これから見られる蝶やトンボの種類が増えてくると思います。

次の撮影は何時になるでしょう?

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カワセミの出が悪いので、E-M1Xのプロキャプチャーモードで試し撮り。

2019年06月05日 | 昆虫

2週間ぶりにカワセミ狙いで出勤です。

最近の情報で、カワセミの出が良くないことは聞いていましたが、果たして…?

 

川に先着のカメラマンはOさん一人。(2名は池に行った…とか。)

結果的には情報通りで、6時過ぎに雄が2羽やって来ましたが、他所からやって来た雄が一度飛び込んだだけ。

私が戦闘態勢になる前だったので、写真にはなりませんでした。

その後は雄雌共に全く姿を見せず。

まあ予想はしていたので、今日は手持ちが出来る軽いE-M1Xを持って来ました。(ギックリ腰からの病み上がり、ということもあったので。)

頭を切り換えて、時計台周りの昆虫を探して歩くことに。

川の土手上にある木の樹液にたくさんの蝶が群がっていました。

撮影機材:OLYMPUS E-M1X + LEICA DG ELMAR 100-400mm 1:4.0-6.3

樹液が大好きな『サトキマダラヒカゲ』です。 ISO1250  1/125  f/5.6

名前にある通り、日陰にいることが多い蝶です。 ISO1250  1/125  f/5.6

 

次は前回、前々回のブログに上げた蝶がこんなところにも!

ここに通うようになってから8年目、初めてこの公園で見ることが出来ました。

3回連続で登場、『ヒオドシチョウ』です。  ISO2000  1/200  f/5.6

この他にも『ルリタテハ』『コムラサキ』などが樹液に来ていました。

 

樹液を求めて、こんな強面顔も…。

お馴染み、スズメバチです。 ISO1250  1/40  f/5.6

おそらく中型の『モンスズメバチ』だと思います。

蝶を追い払って場所を独占していました。

 

明るいところにはお馴染みの蝶が…。

おそらく今朝羽化したであろう『ナミアゲハ』です。 ISO500  1/500  f/5.6

 

9時前に池に移動、こちらもカワセミの出は良くなさそうです。

ではこちらでもお馴染みの蝶を撮ることにしましょう。

説明の必要も無い『モンシロチョウ』でした。 ISO1250  1/2000  f/6.3

 

それでもカワセミは9時半に顔を出してくれ、ピラカンサのお立ち台に。

折角E-M1Xを持ってきたので、飛び出しにプロキャプチャーモードを使ってみました。

セッティングは“15枚/秒”でシャッター前“10枚戻って記録”です。

残念ながら、翼を閉じて飛び出しちゃいました。 ISO1250  1/1250  f/5.6  焦点距離:250mm (20連写の内5枚を合成)

おそらく一番最後(5枚目)のあたりでシャッターボタンを押していると思います。

 

病み上がりにしては結構楽しめたかもしれません。

もちろんカワセミが連続ダイブをしてくれれば言う事無いのですが…。

そのあたりは気長に待ちましょう。

10時45分終了。

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狭山丘陵の昆虫達【ヒオドシチョウ】

2019年06月04日 | 昆虫

どうやら腰の調子が戻ったようなので、昆虫の様子を見に狭山丘陵へ。

昨日はカワセミ撮りに出ようと思って家を出たら、小雨がパラパラ。

止む…だろう、とは思いましたが、腰のこともあって「無理することもないかな。」ということで、お休みにしました。

 

今日は10時頃公園の駐車場に入り、とりあえずいつものルートを一回り。

早速、前回、室内で『羽化』を撮った“ヒオドシチョウ”を見ることが出来ました。

室内撮影の後、自然光で撮ろうと思ったら飛ばれてしまい、撮り残した感があったので、これで完成…一安心です。

OLYMPUS E-M1X + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm 1:4.0-6.3    ISO400  1/500  f/7.1

土の上で…。(出来れば花の上にとまって欲しいんだけどな…。) ISO400  1/800  f/7.1

 

帰ろうとして駐車場に来たら、なんと!私の車のタイヤの上に…。

今日は一度、背中にもとまられました。 ISO500  1/50  f/6.3

もしかして君、先週、私の家で羽化した子?(それは無いか。…笑)

 

前回から目立つようになったのがこの蝶です。

鼻先が尖った“テングチョウ”でした。 ISO400  1/80  f/7.1

当分の間この蝶の天下でしょうね。

 

シジミチョウを2種類。

小型の“ミズイロオナガシジミ”です。 ISO500  1/500  f/6.3

 

今日のトリはこれ。

裏から見ると、かなり地味~なシジミチョウなんですが。 ISO500  1/500  f/7.1

翅を開くと、かなり美しい“ムラサキシジミ”でした。 ISO500  1/1000  f/7.1

 

本格的な昆虫シーズン迄にはもう少しかかりますが、これだけ見ることが出来れば結構満足して帰れます。

これからが楽しみですね。

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